エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】オードリー・若林が『R-1』決勝進出者の“あのネタ”を絶賛。「これほんとハマるな」

「ピン芸人日本一」を決める『東洋水産R-1ぐらんぷり2014』が今月4日に開催され、やまもとまさみの優勝で幕を閉じた。しかし、優勝は逃すも「ある芸人のネタ」にブレイクの兆しがあるとオードリーの若林が自身のラジオ番組で力説した。

3月8日の深夜に放送されたラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)オードリー(春日俊彰・若林正恭)の2人が、およそ12年前から親交のあるお笑い芸人の「TAIGA」が初の決勝進出を果たした『東洋水産R-1ぐらんぷり2014』(やまもとまさみが優勝)を振り返った。

今月4日に行われた『R-1』決勝のAブロックで、ロックンロールの楽曲に合わせツイストを踊りながらショートコントを次々と披露したTAIGA。その全てのショートコントを「お前誰だよ!」の決めゼリフでオトすネタで、会場を沸かせていた。惜しくもファイナルステージ進出とはならなかったものの、TAIGAは審査員を務めた落語家の桂文枝から、1人につき3点の持ち点中2点を獲得するなど高評価を受けた。

この日のラジオで、若林は『R-1』決勝直前にTAIGAとメールをしたことを明かす。その時TAIGAから「ツイスト(ネタ)をやり切る」との決意表明のメールを受け取ったという若林は、決勝の様子を見た感想として「(TAIGAさんが)ネタをやり切っていたので、見ていて僕はすごく感動しました」と話す。春日も「そうだね。素晴らしかった」と相づちを打った。その上でオードリーの2人は、『R-1』でネタ終了後に行われたインタビュー中に噛み倒していたTAIGAを「長々と噛み続けましたもんね」(春日)、「舌が“ツイスト”してたもんね」(若林)と笑いながらイジった。

また若林は、これまでの「長髪・サングラス」姿からかなりイメージチェンジをして登場し謝罪会見を行った佐村河内守氏に対して、TAIGAの決めゼリフの「お前誰だよ!」とのツッコミが流行っていると紹介。さらに『第37回日本アカデミー賞』の俳優部門で「話題賞」を獲得した若林は、今月7日の授賞式に名立たる役者たちと共に“芸人”である自分が出席した時の心境を「(周りの方々からすると)まさに『お前誰だよ!』だよな」と吐露した。若林は「これ(『お前誰だよ!』)ほんとハマる(応用できる)な」と語り、TAIGAに注目が集まる兆しを見出していた。

3月1日の深夜に放送された『オードリーのオールナイトニッポン』で、若林は26歳の時にお笑い芸人を辞めようと思ったことがあったと話したが、そんな時にTAIGAが次のような言葉を掛けてくれたことを明かした。

「俺はサラリーマンもやったし、お金を持っている時期も経験した。だけど今(自分は)お金ないけど、ネタ作って人前で(ネタが)できて(そのネタを)お客さんに笑ってもらえる方が全然面白いから、絶対(芸人を)続けた方がいい」

このように、お互いに売れない頃からオードリーとTAIGAとの間には“熱い付き合い”があった。そんな若林の芸人生活を支えた“恩人”でもあるTAIGAが『R-1』という大舞台で堂々とネタをやり切ったことを受け、オードリーの2人は自らのラジオ番組で「本当に仲間としてはうれしい」としみじみと語ったのであった。これからはバラエティ番組で「お前誰だよ!」のフレーズを耳にする回数が増えることを心待ちにしたい。
(TechinsightJapan編集部 TORA)