エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】嵐×AKB48の“最後の国立”争いに終止符。ポール・マッカートニー再来日公演の大きな意味。

昨年11年ぶりとなる来日公演で日本中を沸かせたポール・マッカートニーがわずか半年で再来日公演を行うことが分かった。ポールファンを歓喜させたこの発表が、嵐ファンやAKB48ファンにも余波を浴びせる形となった。今回の公演でポールは野外ライブを行い、その会場の1つに国立競技場が選ばれたからだ。

ポール・マッカートニーは再来日公演を5月17日(土)・18日(日)の2daysを東京・国立競技場で、5月24日(土)は大阪・ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)で行う。

国立競技場は東京五輪に向けて改修工事に入ることで今年の7月から解体される予定だ。そのこともあり、昨年9月にアイドルグループ・嵐がコンサート『アラフェス2013』を開催して“国立最後のアーティスト”を謳ったが、その後に2014年3月15日、16日にももいろクローバーZが、29日と30日にAKB48が公演を行うこととなった。

嵐ファンの間では『アラフェス2013』で「最後の国立」をアピールしていることから、AKB48が公演を行ったことでDVDが発売できないという噂が囁かれるほどだ。“最後の国立”をめぐって嵐ファンとAKB48ファンの間には穏やかならぬ空気が漂っていた。

そこに今回のポール・マッカートニーの国立競技場公演が発表となり、嵐ファンからはポールの後に嵐が再び“最後の国立”をやってくれるのではと期待する声も出ているようだ。

しかし、一部の報道ではポールが「すぐにでも日本に帰りたい」と切望したことと、日本側関係者の「国立競技場の最終公演は是非、ポールで締めたい」という思いが一致して今回の公演が実現したとされる。

ポール・マッカートニーが“最後の国立”を飾ることとなれば、「ポールならば申し分ない」と納得する者が多いと思われ、嵐ファンやAKB48ファンの“最後の国立”争いにも終止符が打たれることとなりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)