アジア発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【アジア発!Breaking News】寂しい男たちが結託。バレンタインデーの映画館でとんでもない嫌がらせ。(中国)

カノジョが欲しいのにいない、そんな男性にとってカップルがあちこちでたわむれる「バレンタインデー」は、1年で最も不愉快な1日なのであろう。このほどそんなシングルの男たちが結託し、中国の映画館でとんでもない嫌がらせ行為を働いたとして人々の苦笑を誘っている。

長年の一人っ子政策がもたらした弊害のひとつではあるが、他の国に比べて人口の男女比がアンバランスで深刻な男余りが問題となっている今の中国。恋愛、結婚の適齢期にあっても相手が見つからないと悩む男性は増える一方である。2月14日は愛を語り合う「バレンタインデー」だが、シングルでみじめな1日を送る男性が非常に多いという。英『BBC』が伝えているところによれば、上海ではガールフレンドと昨年に破局した1人の男がバレンタインデーを前に嫉妬からとんでもないことを思いつき、カップルたちのロマンチックな気分をぶち壊していたようだ。少し前のこと、彼はインターネットを通じて上海のシングル男たちにこう呼びかけていた。

「このバレンタインデーには、『Beijing Love Story』という映画を上映している映画館にカップルが大勢やってくるらしい。皆で一斉にそんな映画館の奇数番号の席を買ってみないか? カノジョと並びで座ってイチャイチャしようと思っている奴らに嫌がらせしてやろうぜ!」

ほんの冗談のつもりであったようだが、これに大変な数のシングル男が賛同してしまい、“上海の有名な商業地区「新天地」の映画館でゴールデンタイムの上映につき決行!”とトントン拍子に話が決まったという。当日その映画館には男が1人、また1人と早めにやって来ては奇数番号の席に腰掛けた。一方でカップルたちは、仲良く腕を組みながら映画館に入って来るも座席は離ればなれ。その悲しそうな表情に、この男たちがほくそ笑んだことは言うまでもない。

1979年に始まった「一人っ子政策」は、適齢期でありながら結婚できない男たちを次々と増やしてしまった。農業の担い手あるいは跡継ぎとして男児の誕生を望む保守的な家庭が多く、男児がいる家庭に“誤って”2人目の男児が誕生すると、その子を買い取る人身売買行為があったことも一因である。こうして30年ほどの間に人口における男女比のバランスは大きく崩れ、2008年には「女100人を男120人が取り合う時代」とまで騒がれた。

※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)