米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】ノースカロライナ州都を暴風が襲う。建設中のアパートが倒壊。<動画あり>

異常気象と呼ぶべき大寒波に見舞われている米国で今月11日、ノースカロライナ州の州都ローリーを風速38.4m/s(メートル/秒)というハリケーン並みの暴風が吹き荒れた。そこで偶然にも捉えられたのは、建設中の大きなアパートが風にあおられ、無残にも崩れ落ちる瞬間であった。

11日午後、米ノースカロライナ州ウェイク郡で、風速38.4m/sというほとんど例のないレベルの暴風が州都であるローリー(Raleigh)を襲った。画像は地元メディアの『News & Observer』がYouTubeで紹介したそんな動画のスクリーンショット。エド・ブラズさんという写真家が町の被害状況を撮影して歩いた中、ブリアークリークという町で偶然にも建築中のアパートが倒壊する瞬間を映像に収めていたそうだ。

土曜日かつこの悪天候とあって工事現場に人はおらず、幸いにも負傷者はゼロ。しかし付近の2万9000世帯が一時停電となったほか、ところどころで水害が発生したもようだ。

ちなみに日本の気象庁では「風」の強さの基準として風速20m/s以上30m/s未満を「非常に強い風」と表現しているが、風速25m/s以上では屋根の瓦が飛ばされ、樹木や煙突が倒れる可能性があるとされ、30m/s以上になると屋根が飛ばされたり、電柱が倒れたりするとのこと。また今回ローリーを襲った暴風の風速に近い35m/sでは、自動車や列車が吹き飛ばされたりするという。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)