エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】堺正章が“人見知り”オードリー若林に。「試金石として試されている」

コンビとしての活躍だけにとどまらず、最近ではバラエティ番組のMCなども精力的にこなすオードリーの若林正恭。そんな彼に対して堺正章が期待を込めてエールを送った。

1月18日の深夜に放送された『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、オードリーの若林正恭が堺正章とのエピソードを披露した。

ちょうど1年前の2013年に行われた事務所の新年会で、若林は大先輩である堺のもとへあいさつに行った。しかし「長居するのは嫌だな」と思った若林は、タイミングを見計らってこっそりとその場を後にしたそうだ。それに気付いた堺が「アイツ、どこ行ったんだ? 連れ戻して来い」と周りに伝えたために、若林は再び堺がいる所へ戻った。その場で堺から「お前何逃げてんだ?」と言われた若林は、正直に「すみません、ちょっと面倒くさくて出ちゃったんです」と返答したという。

その出来事がきっかけとなり今年2014年の事務所の新年会では、堺は自分たちが飲んでいる席に若林を直々に呼び寄せたらしい。堺が「何か話すことはないのか?」と振ると、若林は最近自分がバラエティ番組のMCを担当させてもらうようになったことを報告した上で、「『世界一受けたい授業』の(堺の)進行がすばらしいですね」と話した。すると堺はすかさず「お前ゴマするのが下手くそすぎるぞ。10年前ならぶっ飛ばしてるぞ」と冗談交じりに注意すると、若林も「(ゴマすったと)バレましたか」と切り返すなど、終始和やかなムードで時間が過ぎていったようだ。

さらに堺は若林に、「今が大事な時期だ。試金石として試されているんだからな」とアドバイスしたそうだ。オードリーとしての漫才はもちろんこと、雑誌『ダ・ヴィンチ』でのコラムや大喜利番組『IPPONグランプリ』での活躍、さらには昨年放送されたドラマ『終電ごはん』での演技など、マルチな才能を存分に発揮している若林。本来は大人数が集まる飲み会などの席が得意ではないが、この先さらに芸能界で活躍するのであれば、そういう場を避け続けるわけにもいかない。そんな若林正恭の姿を見ていたのだろうか。堺正章から二年越しの新年会の教えは、“芸人として貴重な教訓”になるはずだ。
(TechinsightJapan編集部 TORA)