エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】AKB48『鈴懸なんちゃら』に酷似。中国のバラエティ番組。

中国の衛星放送テレビ番組で放送されたパレードシーンで日本のアイドルグループAKB48の楽曲『鈴懸なんちゃら』(略称)と酷似したメロディーが歌われていることが分かった。YouTubeでその動画が投稿されている。

2013年12月11日にAKB48の34枚目シングルとしてリリースされた『鈴懸なんちゃら』(略称)はタイトルが76文字もあり、『鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』と長いことで注目された。

年が明けて、2014年の1月12日にYouTubeに投稿された動画が話題となっている。この動画には「中国湖南衛星TV2014-1-11放送のバラエティー番組『一生一世合家歓』」という説明が記載されている。

多くのキャラクターが乗り込んだ列車と男女のパフォーマーが登場するパレードのようなシーンで歌われるオープニングの楽曲が『鈴懸なんちゃら』のフレーズと酷似している。

動画には「パクるなよ(怒)」、「似てるってか同じ」と指摘するコメントもあり、かなり辛らつな批判も出ている。一方で「宣伝になるからいいんじゃないの?」、「逆にパクってくれて嬉しいかも? いい歌だと思ったからパクったんだから」といった意見もある。

中国における日本の楽曲の“パクリ”といえば2010年に開催された上海万博のPRソングが、岡本真夜のヒット曲『そのままの君でいて』の盗作ではないかと問題になったことを思い出す。結局、盗作疑惑騒動の後に万博事務局から岡本側に同曲の楽曲使用の申請があった。

今回の『鈴懸なんちゃら』についてAKB48側に打診があったのか、あるいは楽曲使用による著作権料が支払われているかなどの情報は今のところ不明だ。パレードにはこの他にもミニーマウスに酷似したキャラクターも登場している。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)