イタすぎるセレブ達

writer : kohara

ポール・ウォーカーの壮絶な事故死。最終検視報告にファン心痛。

大ヒット映画『ワイルド・スピード』シリーズで人気を博し、さらなる活躍を期待されていた俳優ポール・ウォーカー。しかしポールは昨年11月30日に友人がハンドルを握るポルシェに乗り込み、事故死した。そのポールの最終検視報告の内容が明らかになり、遺族や映画関係者、そして世界中のファンが大変な衝撃を受けている。

すでに事故による怪我、それに続いた車両炎上による火傷が原因で他界したと言われているポール・ウォーカー(享年40)だが、最終検視報告により最期の様子が明らかになった。

報告書によると、事故発生時にポルシェは時速約161キロで走行していたとのこと。それが何らかの理由でスピンし、木と街灯柱に衝突、直後に炎上したという。事故発生直前にポールは衝突に備え身構えていたとみられているが、それでも怪我はひどく、顎、鎖骨、肋骨、片腕、骨盤が折れていた。また直後の車両炎上で大火傷を負ったため、移植に提供できる状態の臓器はなにひとつなかったそうだ。

さらにポールの気管には煤煙が残っていたことから、衝突の直後は生きて呼吸をしていたと判明。しかしポールやハンドルを握っていた友人もほぼ即死に近い状態であった。ちなみに2人の体からはアルコールやドラッグは検出されなかった。

素晴らしい俳優の死を多くのファンが嘆く中、ポールが出演中だった『ワイルド・スピード』シリーズの最新作公開を目指し制作会社も動いている。ポールの演じていたキャラクターについては、“死亡”ではなく“仕事を辞めた”といった設定になる可能性が高いという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)