昨年2月に開催された、『第85回アカデミー賞』授賞式。そこで主演女優賞に輝いた女優ジェニファー・ローレンス（23）が、階段で転ぶというハプニングが起きた。約1年を経てその日を振り返ったジェニファーは、意外な転倒理由を明かしている。

映画『世界にひとつのプレイブック』での演技を認められ、第85回アカデミー賞主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンス。名前を呼ばれステージに向かったジェニファーは、階段で手をついて転んでしまった。その日のことを、このほどジェニファーは『W』誌“THE MOVIE ISSUE”の中でこう振り返った。

「そう、私は授賞式の場で自分の名前が呼ばれるかどうか、じっと待っていた。その時、ずっと頭の中で『Cakewalk, cakewalk, cakewalk』って考えていたわ。」

ちなみにcakewalkとは「簡単なこと」という意味。その言葉を考えていたジェニファーは、ふとこのように思ったという。

「どうしてcakewalkって言葉が頭から離れないのかしらって。それから（賞を受けるために）階段に向かったんだけど、ドレスの裾を踏んでしまった。それで気付いたのよ。スタイリストに『Kick, walk, kick, walk』って言われていたことをね。」

ロングドレスを着た場合には、裾を蹴り上げるようにして歩くと転倒しないそうだ。しかしこのスタイリストのアドバイスを“cakewalk”と覚えていたために、ジェニファーは裾を蹴らずに歩いて転倒。「ケーキ（cake）のことを考えていたせいだわ」と言うジェニファーは、かなり空腹だったらしい。この日ジェニファーは食事を摂らずに会場に向かい、その結果「空腹に耐えられずマクドナルドのハンバーガーを注文した」として話題になった。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）