エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】メダリストが明かすオリンピック選手村での恋愛事情。「夏より冬の方がひっつきやすい」

歴代五輪メダリストたちがバラエティ番組で“オリンピックの恋愛事情”について語った。「選手村ではコンドームが配られる」という噂の真相も語られる率直な展開となり、出演者が実際に選手同士が恋に落ちる様子を目撃したエピソードも明かされた。また、自身が外国の選手から求婚された体験談も飛び出すなど、ソチ五輪の開幕を2月7日(日本時間8日)に控えて競技以外での選手たちの過ごし方が垣間見える興味深い内容となった。

1月22日放送の『ナカイの窓』では“メダリストスペシャル”として、五輪メダリストたちがトークを繰り広げた。池谷幸雄(体操)、清水宏保(スピードスケート)、武田美保(シンクロナイズドスイミング)、宮下純一(水泳)、山本博(アーチェリー)、吉田秀彦(柔道)が出演して自身のメダルを持参。MCの中居正広がそれを全部首からさげたところ金・銀・銅メダル合わせて14個という壮観な図に、「こんなことした人絶対にいないわ!」とメダリストたちも笑っていた。

話題がオリンピック選手の恋愛事情となり、ゲストMCの陣内智則が「選手村ではコンドームが配られるというのは本当か?」と確認した。池谷幸雄が「医務室で、タダでもらえる」と答えると、山本博も「ロサンゼルス五輪の時にエイズがすごく問題になり、医務室でコンドームがもらえるようになった」と説明している。

「選手村で選手同士が恋愛することはあるのか?」との質問に、清水宏保は「僕は見ましたね」と断言したが、吉田秀彦は「俺は全然無かったぞ」と意外そうにしていた。

清水によると「日本の女性は特にモテる」ので日本人同士だけでなく海外の選手からも声をかけられるようだ。選手村では気になる相手と同じ棟になることもある。中居が「そこで、恋が始まっちゃうこともあるの?」と追及すると清水は「始まってましたね」と答えた。

さらに、池谷幸雄が「夏の競技と冬の競技ではまた違う。冬の方がけっこう、ひっつきやすい。寒いからね!」と補足する。それを受けて、清水も「限られた人数が、山とか田舎にこもって出会いが限られるので…」と冬季五輪の方が恋愛に発展しやすいことを認めている。

一番リアルだったのが武田美保の体験談だった。彼女が競技を終えて、選手村に入るためにセキュリティーチェックの列に並んでいた時の事だ。黒人選手から「何の競技だ?」と話しかけられて、しばらく受け答えしていると「一緒に(国に)帰らないか? 結婚してくれ」と告白されたというのだ。

その現場を目撃したシンクロナイズドスイミングの井村雅代コーチから「オリンピックから帰って、結婚していたら、親御さんがびっくりするだろうから…」とプロポーズを受けないようにやんわりと釘を刺されたそうだ。

選手自身が恋愛についてどう思うかは各自で様々だ。池谷幸雄はメダルを取った高校生時代にはすでに彼女がいた。彼が「大切な人がいるから頑張れる」と恋愛もアリだとするのはその体験からだろう。

一方で、清水宏保は「彼女はいない方がいい」と主張する。特に海外での大会になると「ちゃんと来ているのかな?」といろいろなことが気になって集中できないからだ。

先輩たちは、今だから笑って話せるが、ソチ五輪に出場する選手はできることなら余計なことは考えずに競技に集中したいところだろう。それでも、もしそうした体験をすることがあれば、数年後に懐かしいエピソードとして聞かせて欲しい。

※画像は『ソチ五輪公式 sochi2014 Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)