エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ファンキー加藤が『Mステ』でソロパフォーマンス。大島優子「勇気をもらいました」

元FUNKY MONKEY BABYSのファンキー加藤が、音楽番組『ミュージックステーション』でソロとなって初めてテレビでパフォーマンスを披露した。グループの時と違った環境に緊張したという彼だったが、集まった多くのファンを前にファンモン時代を思わせる熱いパフォーマンスを見せてくれた。彼のステージに感動したAKB48の大島優子は、「ファンキー加藤さんに勇気をいただきました」とコメントしている。

昨年の11月からファンモンの生まれた八王子を皮切りに『インストアライブツアー ~原点回帰~』を行っているファンキー加藤が、1月17日の『ミュージックステーション 2014開幕 2時間スペシャル』に生出演した。

ライブ活動を再開しているファンキー加藤だが、ソロとしてテレビ番組でパフォーマンスするのはこれが初めてとなる。タモリからソロとなった感想を問われた加藤は「控え室が広く感じますね」と答えると、「階段のところでスタンバっている時もポツンとして、話をする人がいないんです」と寂しそうにしていた。

元ファンモン3人の関係については、「別に仲たがいして解散したわけではないので」と良好であることを証言している。加藤からDJケミカルの実家に遊びに行くこともあり、モン吉は彼のソロデビューシングルを聴いて「いいじゃん」と言ってくれたという。

この日、ファンキー加藤が歌うのはソロデビュー曲『My VOICE』だ。彼はステージを前に「ファンのみなさんに書いた手紙の内容を歌にしたものなので、まっすぐ歌えれば…」と語った。

タモリから「ステージに1人で立って、緊張しないのか?」ときかれて、彼は「今も口の中がパサパサで、早くCMにいってもらってその間に水をたくさん飲ませてもらいます」と明かす。隣に座っていた大島優子にもその緊張感が伝わったのだろう。彼女は両手を握り締めてガッツポーズすると、笑顔で励ましていた。

加藤は『ファンキー加藤オフィシャルブログ』で、昨年の12月24日に“『インストアライブツアー ~原点回帰~』@三連チャン”と題して埼玉、愛知、岐阜でのライブの感想を伝えている。その1つ、モレラ岐阜は「2009年11月にファンモン最後のインストアライブを開催した場所」だった。

12月の寒空の下、Tシャツで臨んだ加藤だが「3000人のお客さんの熱い歓声のお陰で、心身共に寒さを忘れるほど燃えていた」という。その日の握手会で、女の子から「もう解散しないでください…」と泣きながら言われた。加藤は「一人なんだから解散なんて出来ないよ~」とおどけて笑わせたが、「その涙が止まるまで、まずは精一杯歌ってみるから」と決意したのだ。

『Mステ』のステージでは、そんなライブの熱気がスタジオで再現されたかのようだった。1曲を歌い終えたファンキー加藤は両膝に手をついて息を荒らげていたが、やりきったその表情は充実して見えた。

番組のエンディングで感想を求められた加藤は、「楽しく歌わせてもらいました。また呼んでもらえるように頑張ります」と答えている。次にマイクを向けられた大島優子は、隣に立つ加藤を見上げながら「私、ファンキー加藤さんに勇気をいただきました!」と伝えたのである。

AKB48からの卒業を発表した大島優子。彼女がいくら気丈とはいえ、グループから外れることへの不安はあるはずだ。ファンモンからソロとなりながら、多くのファンに支えられて熱いパフォーマンスを見せたファンキー加藤の姿に“卒業してからも頑張れる”と確信したのではないか。

※画像は『小嶋陽菜 nyanchan22 Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)