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writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】恐るべきドイツ家電の耐久性。1925年製の掃除機ほかいまだ活躍中!(英)

ドイツ製の電化製品を、機能的でインテリア性も高いオシャレな家電と捉えている人は日本でもかなり多い。だが優れた耐久性についても忘れてはならない。作りがしっかりとしているドイツ製品は実に長持ちするようだ。

英ウェスト・ミッドランズ州ヘールズオーエンに暮らす、アイヴァー&メアリー・ウェイトさんという60代の夫妻は、このほど地元の工業地帯が主催した“最も古いまだ使用中の家電”コンテストで優勝した。英紙『デイリー・ミラー』電子版が伝えているところによると、1976年に挙式した際にアイヴァーさんのおばがお祝いに贈ってくれた、ドイツ・ピッコロ社製の電気掃除機(画像はexpress.co.ukのスクリーンショット)がいまだ健在だというのだ。

だが、37年の結婚生活の年月がすなわちその掃除機を使用してきた年月、そう考えるのは早かった。掃除機の製品ラベルには“1925年製”とあり、贈られたのは実は中古品。だがメアリーさんは「ほんの少しだけ使用されただけで新品同様だったわ。ビンテージ家電なんてご近所にも自慢できる逸品だもの、本当に嬉しかった」と語っている。夫妻はまたフードプロセッサー、コーヒーミル、肉専用のミンサー、ペイントスプレーのいずれもドイツ製のものを愛用しており、「とにかく壊れない優れモノよ」と太鼓判を捺す。

家電製品の多くが保証期間は1年で寿命はだいたい10年、それより早くダメになった場合は「個々の製品に当たり外れがある」と説明されることも多い日本。これが我が国の常識だとしたら、製品に10年以上の保証期間を設けることも多いドイツ家電の耐用年数には驚くほかない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)