豪州発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【豪州発!Breaking News】釣りをしながら川の水を飲んだ男性。スイカより大きな腫瘍がお腹に発生。

お腹の皮膚の下に何やら腫瘍が発生し、それがみるみる大きく育ち、皮膚を突き破るようにせり出てきた。中身は一体何なのか。奇妙な写真を提供し、メディアの取材に応じた男性がオーストラリアにいた。

こちらの画像の男性は、オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベンに暮らす年金生活者のジョン・マクドナルドさん。今年5月に豪メディアの『sunshinecoastdaily.com.au』が紹介した記事のスクリーンショットだが、スイカよりも大きなピンク色の丸い膨らみを囲む白い部分が、ジョンさんの元々の腹部である。

2012年3月20日にブリスベン川に釣りに出かけたジョンさんは、空いたビール缶を川に入れて水を汲み、それを飲んだところ3時間後に激しい体調不良を訴え、お腹に違和感を覚えた。医者からは抗生物質を処方されたがまったく効かず、食欲が完全に失せたという。

友人らの勧めにより「カブルチャー病院」で検査を受け、そこで腹部に急速に増大している腫瘍が確認され、川の水を飲んだ日から8日目にして手術へ。ところが腫瘍はうまく摘出されず、「ロイヤル・ブリスベン病院」に移されての再手術も失敗。執刀医から腫瘍の完全摘出にはあと6回の手術が必要と告げられ、大きなお腹との共存を余儀なくされたジョンさん。「ひどいヘルニアか、妊婦さんのようだ」と肉体的・精神的苦痛を訴えていた。

『sunshinecoastdaily.com.au』がこの話を伝えてから約半年が過ぎ、このほど英メディア『Metro News』が60歳になっていたジョンさんを取材した。紹介された写真では、そのお腹は相変わらずの大きさである。ジョンさんは切なそうに「4度の手術と様々な投薬治療が試みられたが未だに治っていない。原因も分からない。愛する子供や孫のためにも早く健康な体を取り戻したい」と改めて苦痛を訴えたという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)