イタすぎるセレブ達

writer : kohara

『アラビアのロレンス』の名俳優ピーター・オトゥール、81歳で永眠。

映画『アラビアのロレンス』(1962年)で主役に抜擢され、世界トップ俳優の座に躍り出たアイルランド出身の俳優ピーター・オトゥールが81歳で永眠した。名優の他界に、映画関係者やファンからは悲しみの声があがっている。

ピーター・オトゥールが12月14日、英ロンドンの病院にて死亡した。1970年代に体調を崩し胃の一部や膵臓を切除する手術を受け、血液疾患により命が危ぶまれることもあったが回復。その後は俳優業にも復帰し、2003年にはアカデミー名誉賞を受賞していた。

私生活では1959年に舞台女優シアン・フィリップスと結婚。2人の娘をもうけたものの1979年に離婚しているが、50歳の時には恋人との間に息子ができ3人の子の父となった。

近年では2004年公開のブラッド・ピット主演作『トロイ』にも出演し名演技を披露。今後も味のある大御所俳優としての活躍を期待されたが2012年に俳優業からの引退を発表、ファンとメディアを驚かせたことも記憶に新しい。そんな名俳優の死に業界が騒然となる中、女優である娘ケイトはこのようなコメントを発表している。

「父に、そして私たちに愛を注いでいただき、とても感謝すると同時に圧倒される思いでいます。」
「心の底からみなさんに感謝しております。」

遺族は追悼式を検討中とのことだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)