エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ココリコ・田中、ドラマ『慰謝料弁護士』の主役に。痛烈な言葉を吐くパンマニアを熱演。

ココリコ・田中直樹が、新年から始まるドラマ『慰謝料弁護士~あなたの涙、お金に変えましょう~』で主演する。彼が演じるのは、様々な男女の離婚トラブルを解決する弁護士だ。リーガルストーリーであの堺雅人に対抗する形となるが、田中による弁護士・袴田幸男もなかなかの変人らしい。彼が堺のハマり役である古美門弁護士にどこまで迫れるか見ものだ。

2014年1月9日よりスタートするプラチナイト木曜ドラマ『慰謝料弁護士~あなたの涙、お金に変えましょう~』(毎週木曜23:59~24:54)で、主人公の弁護士・袴田幸男役に田中直樹が抜擢された。

また、第1話では依頼人として女優・矢田亜希子が登場する。彼女はその後もレギュラー出演して、「袴田法律事務所」の事務員として働く野々村(旧姓・倉沢)香苗役を務める。

他にも「袴田法律事務所」に出入りするフリー調査員の梅本くるみ役に渡辺直美、打ち合わせに使われるカフェの店員役にNMB48の山田菜々、事務所の大家役に『あまちゃん』女優の美保純など個性派がそろう。

原案は『慰謝料 上手にとれるかな?』(うえみあゆみ著)というこのドラマ。「『慰謝料』とは…愛に傷ついた人間が、再出発するための覚悟のお金」をテーマに「『慰謝料』というキーワードを通じ、“男と女の愛のあり方”を見つめ直すことで、「本当の幸せ」について考えてもらえたら」との主旨で作られたものだ。

田中直樹演じる袴田幸男は一見、不思議な雰囲気を持つ謎の腕利き弁護士で、自身の人生経験から「男女トラブルにおける慰謝料案件」ばかりを扱っている。普段はもの静かだが、時おり依頼人に対して痛烈な言葉を吐く。しかし、それも依頼人のことを第一に考えてのことだ。慰謝料請求には貪欲な反面で日常生活では金に無頓着。パンマニアで事務所でも自らパンを作るという変わり者である。

そんな彼が依頼人の愛憎に巻き込まれながら、「愛はお金で買えるものでは決してないけれど、依頼人が心の底から決意できるならば、必ず“慰謝料”を取って再出発の後押しをする」という哲学のもと、愛のトラブルを次々解決していく少し切ない痛快リーガルストーリーとなっている。

主題歌はfumikaの『泣きたい僕ら』

ドラマを盛り上げる主題歌には、fumika(フミカ)のニューシングル『泣きたい僕ら』が起用される。fumikaは2011年にアニメ『BLEACH』のエンディングテーマでデビュー。その後、映画『はやぶさ』の主題歌に新人では異例の大抜擢を受け、『たいせつな光』をリリースするなど活躍を続ける福岡出身の女性アーティストだ。

彼女は今回のドラマに寄せた主題歌『泣きたい僕ら』を、「制作中は言葉を綴るペンも、また同時に涙も止まらなかった」というほど感情移入したようだ。「答えの無い、正解の無い世界で抱えてしまった“消化しきれないモノ”を淡々と歌った、今までの自分には無い作品」と感想を語っている。

fumika 7th Single 『泣きたい僕ら』は、2014年1月29日(水)に発売される。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)