イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ビヨンセ、コンサート中に盲目の少女と心温まるふれあいデュエット!<動画あり>

自身も女の子のママでもある人気歌手のビヨンセ・ノウルズ。幼い少女を見つけると、「母性がついくすぐられる」などと語ってきた。そんなビヨンセはこのほどオーストラリアのステージで、1人の盲目の少女との心温まる“ふれあいデュエット”を楽しんだもようだ。

トップアーティストとしてのパフォーマンスを一瞬だけ忘れ、ママの気持ちになりきっていたその時のビヨンセ・ノウルズ。彼女の優しい笑顔と人柄に人々はもう大感動であった。8日、『The Mrs. Carter Show World Tour』でオーストラリア・パースのステージに立ったビヨンセは、客席に近づくとこう叫んだ。

「あ、ここにすごく可愛い女の子をいるのを見つけちゃったわ!」

姉らしき女性に導かれながら目の前に立っていたのは、1人のローティーンの少女であった。ビヨンセはそこにしゃがみ込み、マイクを少女に向けて「美しい子ね。お名前を教えて?」と尋ねると、はにかみながらも嬉しそうに「ソフィーよ」と答えてくれた。

ソフィーちゃんにビヨンセは 「『Irreplaceable』を歌うから手伝って欲しいの。この部分をお願いできる? “To the left, to the left”よ」とお手本を披露。するとソフィーちゃんは嬉々として“To the left, to the left”、“To the left, to the left”。見事にやってのけたのである。ビヨンセは愛おしそうに少女の豊かなカーリーヘア、頬、あごを撫でた。

この少女は盲目のソフィー・コトキスちゃん(13歳)。この感動のパフォーマンス、実はソフィーちゃんの姉エリーさんが、世界の子供たちの健全育成支援活動を行っている『Hope For Children』財団を通じ、あるビデオをビヨンセに郵送したことがきっかけとなり、数か月前に設定されていたものであった。エリーさんは後に地元メディア『Perth News』の取材にこう語っている。

「妹のソフィーはいろいろな障がいを乗り越えて生きてきました。でも、人々が思っている以上に彼女には出来ることがいっぱいあるんですよ。多発性硬化症の人々のためのチャリティマラソンでは、1000ドルもの寄付金を集めたくらいです。ビデオは妹のそんな頑張る姿を私が撮り続けたもので、“是非とも妹に会って、頑張っているねと褒めてあげて下さい”と添えました。トップスターの彼女にそんな風に言ってもらえたら、妹はどれほど喜ぶだろうと思ったのです。」

エリーさんに負けずソフィーさんもビヨンセが大好きで、『Single Ladies』が始まった途端に座席から飛び上がり体を揺らしていたそうだ。「ビヨンセの優しさに触れることができて、ソフィーはもう幸せの絶頂って表情をしていますよ」とエリーさん。ビヨンセもそんな美しい姉妹愛に心打たれたに違いない。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)