EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】ハロウィンの日、ある家の“仰天トリート”に子供らが失神寸前の大騒ぎ。(英)

子どもたちが楽しみにしていたハロウィン。だがロンドン郊外の町で、ある主婦があまりにも恐ろしい“トリート”を用意して子どもたちを待ち構えていたために、ご近所トラブルが発生してしまった。

10月31日はハロウィン。「トリック・オア・トリート!」のかけ声とともに、近所の子供たちが工夫をこらしたコスチュームで突然やって来る。この日ばかりは「美味しいものをくれないとイタズラしちゃうからね!」と子供たちが大人を脅し、お菓子を集めて回るわけだが、中にはこんな“逆襲”のケースもあるようだ。

ロンドンの南東部に位置するオーピントンに暮らすある主婦は、今年のハロウィンに近所の子供たちがやって来るのを今か今かと待ち構えていた。そこに現れたのは9歳から12歳の女の子ばかり4人の集団。「トリック・オア・トリート!」の声を確認すると、主婦はあるものを手に玄関へ。「ハイどうぞ」と差し出したトリートは、驚くことに赤黒くテカテカとした本物の心臓や腸であった。

あまりの恐ろしさに悲鳴をあげ、その家から飛び出した子供たち。全力疾走である子の自宅に逃げこむと、真っ青な顔で「逃げ出した私たちを、そのオバサンが“待て~!”って言って追いかけて来たの。口をマスクで覆っていてエプロンは血だらけ。手にはナイフを持っていたわ」とその家の父親に説明した。

父親はさっそくその家に「ヤリ過ぎじゃないですか」と怒鳴り込んだが、主婦は「ハロウィンなんだからこれくらい派手にやらなくちゃ。ただの戯れよ」と鼻で笑うのみ。子供たちに差し出された臓物はヤギのものだというからそれなりの大きさで、心臓を手に載せられた女の子はすっかり震え上がっており、他の子供たちも「トリック・オア・トリートはもう二度とやりたくない」、「しばらく肉は食べたくない」と言って親を心配させている。

最近のハロウィンは、マネキンなどを血みどろにさせて民家の敷地内や道路脇に寝かせるなどアクシデントを装う演出が非常に目立ち、通報により警察官や救急車が駆けつける例もあとを絶たない。すべて“軽い悪ふざけ”、“ほんの出来心”という言葉で笑って片付けられているのが現状である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)