エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『人志松本のすべらない話』が年明けに“10周年記念大会”を放送。

バラエティ番組『人志松本のすべらない話』が来年で10周年となる。それを記念して、新年1月11日(土)に『10周年突入記念大会』を放送することが決定した。同日には最新DVDも発売される。2004年12月の深夜枠にスタートした当初は出演する芸人の人気もまだまだだったが、今では同番組をきっかけにブレイクした者も多い。その10周年記念番組だけに誰がどのような“すべらない話”を披露するのか期待される。

“お笑い総合格闘技”ともいえる斬新な企画でスタートした『人志松本のすべらない話』が、2014年に10周年を迎える。それを記念して、新年1月11日21:00~23:10に『土曜プレミアム 人志松本のすべらない話 10周年突入記念大会』を放送する。

「人は誰も1つはすべらない話を持っており、そしてそれは誰が何度聞いても面白いものである」をコンセプトにした同番組の第1弾が放送されたのは、2004年12月28日の25:15~26:15という時間帯だった。千原ジュニアがまだ千原浩史(千原兄弟)として参戦した時代だ。他にほっしゃん。、宮川大輔、河本準一(次長課長)、佐田正樹(バッドボーイズ)という顔ぶれだった。

河本準一が「お前に食わせるタンメンはねぇ!」のネタで売れ始めた頃だ。その勢いを証明するかのように、河本はこの第1弾放送で3回連続サイコロが当たり「姉がレズ」や「飼い犬のタロ吉を家庭の事情で泣く泣く捨てる」話など同じ内容を繰り返した。番組の主旨である「すべらない話は何度同じ話を聞いてもすべらない」をやってのけたのだ。

深夜枠の放送ながらもじわじわと話題になり、2006年12月29日放送の第8弾『年末拡大スペシャル』で初の全国ネットとなった。その頃には常連にケンドーコバヤシも加わって、小沢一敬(スピードワゴン)や田村裕(麒麟)らが初参戦している。さらに、2007年6月2日の第10弾『ザ・ゴールデンSP』でついにゴールデンタイムで放送された。東野幸治や宮迫博之(雨上がり決死隊)、木村祐一、小籔千豊、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、大竹一樹(さまぁ~ず)が初参戦した頃だ。

『人志松本のすべらない話 第24回大会完全版』 (C)2014 フジテレビジョン/吉本興業

2008年6月21日の第14弾『ザ・ゴールデンSP3』以降はゴールデン枠での放送が中心となりファン層も広がった。この頃に兵動大樹(矢野・兵動)も常連となっている。その後も、○回記念大会の他にクリスマスや歳末スペシャルとして年に2回~3回企画される人気番組となった。

そんな10年の歴史をリセットして再スタートするかのように、『土曜プレミアム 人志松本のすべらない話 10周年突入記念大会』はゴールデン進出以降初の年始に放送される。記念すべきスペシャル企画の詳細は後日発表されるが、誰が出演するのか期待が高まる。

同日には最新DVD『人志松本のすべらない話 第24回大会完全版』も発売される。2013年6月29日に放送され、ハーフ芸人のアントニー(マテンロウ)が初参戦して話題となった回だ。他にも常連芸人に加えて小峠英二(バイきんぐ)、浜谷健司(ハマカーン)、キンタロー。といった旬の芸人も初参戦している。

DVD2枚組には、テレビ未放送のトークやスピンオフ企画『人志松本のすべらない話 真夜中のオーディション』も収録されており、ファンにはたまらないトークが満載だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)