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writer : maki

【エンタがビタミン♪】仮面ライダー鎧武の“おもしろ変身”効果? 変身ベルトが大人気。<動画あり>

仮面ライダーシリーズの新番組『仮面ライダー鎧武』で、変身シーンが話題となっている。前作『仮面ライダーウィザード』もCGを駆使した奇抜な変身シーンが見どころだったが、新作はこれまでのイメージを覆すと言っても過言ではない。YouTubeでその変身シーンが公開されると「クセになる」、「夢に出そう」など大きな反響が起きている。

『仮面ライダー鎧武』は“平成仮面ライダーシリーズ15作記念・テレビ朝日開局55周年記念作品”として10月6日にスタートした。宇宙をテーマにした『仮面ライダーフォーゼ』(2011年9月4日~2012年8月26日)では宇宙服とロケットをモチーフにした姿に「もはや仮面ライダーではないのでは?」という声も聞かれたが、次は魔法使いをモチーフにした『仮面ライダーウィザード』(2012年9月2日~2013年9月29日)と仮面ライダーの世界は広がる一方だ。

そのため、新作『仮面ライダー鎧武』について“戦国武将とフルーツをモチーフにした”と発表されてもさほどの驚きは無かった。しかし放送が始まると、予想を超えた展開に「いったい仮面ライダーはどこに向かうのか?」と感じたほどだ。

驚きの変身シーンは、変身ベルト・戦極ドライバーにロックシードをセットするとアーマードライダーに変身するもので、このロックシードにフルーツや木の実などの種類がある。仮面ライダー鎧武はオレンジロックシードによって変身する。他に仮面ライダーバロンはバナナロックシードというようにドングリやぶどうなどもあり、11月24日の放送ではスイカが登場した。

東映が11月10日にYouTubeで『「仮面ライダー鎧武」おもしろ変身シーン特集!ver.2』を公開したところ、2週間で閲覧数が35万回を超える人気ぶりだ。

コメントを見ても「テレビをつけた時たまたま仮面ライダーやってたんだけど、オレンジが頭に引っ付いてびっくりした!」という体験から、それを経て「すっかり慣れたって言うより、クセになる」、「面白いわー、夢に出そう」という境地に至るまで様々な感想が寄せられている。

この『仮面ライダー鎧武』の変身ベルトがバンダイから発売されるとネットショップでは売り切れも出る人気で、在庫があっても「こちらの商品は希少な為、仕入れ価格が高騰しておりプレミア価格となります」と表示しているショップもあるほどだ。

思えば、1971年(昭和46年)に『仮面ライダー』が放送されると、藤岡弘、演じる本郷猛が仮面ライダーに変身するポーズを子どもたちが真似して“ライダーごっこ”で遊んだものである。

今では、『仮面ライダー鎧武』の変身ベルトで子どもたちが遊ぶ際には変身ポーズだけではなく、頭からオレンジやぶどうが被さる表現力も必要だろう。仮面ライダー1号の誕生から40年以上が経ち、“ライダーごっこ”も進化しているようだ。

(c)2013 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)