エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】永作博美がアラフォーでも前向きに輝いている秘訣。「目の前のことを精一杯やる」。

映画『四十九日のレシピ』の公開直前イベントが行われた。主演の永作博美によるトークショーでは同映画の主演依頼を受けたいきさつや、いつまでも若く輝く秘訣なども語られた。また、来場者50人とフラダンスを披露した永作は撮影以来、約1年ぶりの踊りに感激していた。

11月9日(土)より新宿バルト9・有楽町スバル座他全国公開される映画『四十九日のレシピ』。同映画で永作博美は夫との関係に悩みを抱えている「百合子」を演じている。

母・乙美が急逝したことで父・良平(石橋蓮司)を心配して実家に戻ってくる百合子。そこに生前の乙美に頼まれて家族の面倒を見にきたと言うイモ(二階堂ふみ)が現れ、乙美が残した「レシピ」を渡し「四十九日を盛大にやってほしい」と希望していたことを伝える。

さらに日系ブラジル人の青年ハル(岡田将生)も加わり、おかしな4人での共同生活が始まる。百合子は夫との関係や父との仲、振り返って分かった母の人生など様々な葛藤を乗り越えながら「四十九日の大宴会」へ向けて動き出す…。

映画『四十九日のレシピ』の公開直前イベントに登場した永作博美はトークショーで主演オファーを引き受けた理由をこう語った。

「亡き人の言葉『四十九日を盛大にやって欲しい』。遺言をする人はいても、ハッピーな手紙を残す人はいない。私がぜひ実現したいと思い、『四十九日をやらせてください!』と百合子を引き受けました」

映画では苦労の末、盛大な宴会にこぎつけて皆でフラダンスをするシーンがあるが、永作が実現したいと引き受けたイメージが形となった感動の瞬間だ。イベントではその永作博美がフラダンスが好きな来場者50人と心を込めて踊りを披露した。

映画の撮影をしていた昨年11月から約1年ぶりにフラダンスを踊った彼女は「心が震えました。清々しくなり、洗われた気がします」と笑顔で語った。

永作博美はアラフォーで2児の母とは思えぬ若々しさから「カワイイ」と評判だ。彼女はトークショーで「生活の中で大変なことはたくさんあると思います。そんな中でも永作さんは輝いていらっしゃいますが、物事を前向きに持っていくコツ等あったら教えて頂けますか?」という質問にこう答えている。

「目の前のことを精一杯やることですね。課題をどう越えていくのか、充実させて終わらせるかを考えると、すぐに時間が経ちますね」

それは永作博美としての生き方でもあり、映画の主人公・百合子が母の遺言によって気づいたことのようにも思えた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)