米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】獲得賞金は約13億円。年金生活者が宝くじで2度も「夢」を独り占め。(フロリダ州)

その当選確率はなんと195兆分の1。米フロリダ州在住の年金暮らしの男性に、極めて幸運な出来事が続いている。なんと宝くじで2度続けて大当たりし、大変な億万長者になってしまったのだ。

米フロリダ州エッジウッドに暮らすジェームズ・ボーズマンさんは今、宝くじで当てた約13億円という大金を前に「一生かかっても使い切れない。私の身の安全も大事だしどうしたものか。こんなに幸運だとかえって恐ろしい」などと話し、冷めやらない興奮の中にもちょっとした不安をのぞかせる。

ボーズマンさんにはお気に入りの宝くじ販売所があり、毎回「バラ」をセット単位で購入していた。だが昨年、近所の「セブン・イレブン」でたまたま買った1枚のくじが、なんと10ミリオン・ドル(約9億8000万円)に大当たり。あまりにも幸運な年金生活者として大きな話題になった。

そしてボーズマンさんは今年8月31日にロトを購入していたが、そちらについても3ミリオン・ドル(約2億9000万円)の賞金を当てたことがこのほど判明。この2つのくじを同じ人物が当てる確率は「195,547,109,921,856分の1」という驚くべき数字であったことが分かり、関係者も本人も呆気にとられている。

しかし、ボーズマンさんのそのあまりの運の強さに嫉妬心をむき出しにする者も。1度目は「ジェームズ、やったじゃないか!」と祝福ムードでいっぱいだったという地元の人々も、彼ばかりが大金を手にしたことに「そんなクレイジーな話があっていいものか」とやや険悪なムードに転じてしまったとのこと。もう“平和な年金生活者”を名乗っていた頃には戻れないボーズマンさん、何かと用心が必要になるであろう。英紙『デイリー・ミラー』によれば、彼は今回受け取る3ミリオン・ドルについて「1年あたり10万ドル(約980万円)ずつ。それを30年かかって受け取ろうと思うんだ。100歳まで生きる目標にもなるしね」と友人に話しているそうだ。

ちなみに2011年8月にこちらでもお伝えしていたが、フランスでは50代の男性が2度にわたり宝くじの一等賞を当て、約6億5000万円の賞金を獲得している。宝くじの世界にも、思わず「そんな不公平な!」と口にしたくなるような出来事が稀に起きているのだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)