米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】トイレ不毛地帯NY。アパートでトイレが爆発。男性が30針縫う大怪我。

ニューヨークのアパートでこのほど、トイレの修理にあたっていた男性の目の前で突然その便器が爆発。陶器の破片が顔面を中心に全身に突き刺さり、男性は30針も縫う大変な怪我を負ってしまった。

日本のトイレ事情、下水設備は実は世界最高水準。アメリカ、特にニューヨークのそれとは比較にならないほど優れている。一歩外に出ればトイレ探しに一苦労し、アパートに暮らしても水がちゃんと流れない、溢れるなどの故障は多々というニューヨークのあるアパートで、水圧を直そうとしていた男性をとんでもないアクシデントが襲った。

逆流により便器から激しく吹きつけてくる水、粉々に割れた便器。その直撃を受け、「なんと体ごと吹き飛び、私は失神してしまいました」と語るのはミシェル・ピエールさんという58歳の男性。病院に運ばれたが、顔、腕、脚に計30針を縫う大怪我を負ってしまった。

そのアパートは16階建てで、空気圧を加えて水をタンクに押し上げる加圧式ポンプが利用されており、彼がその圧力弁をいじったことで“トイレ爆発”が生じたらしい。他の3世帯でも同じ爆発が起きたために、ピエールさんの弁護士は「このアパートの水道設備には致命的な問題があります」と指摘。現在アパートの水は完全に止められており、管理会社には住民たちの苦情が殺到しているもようだ。

ちなみにピエールさんはこの事故以来、すっかりトイレ恐怖症になってしまったとのこと。自宅のトイレでも用を足したらササッと出て扉を閉め、そこにあるロープを引っ張って水を流している。フラッシュボタンにロープをつなげた“遠隔操作”だそうだ。最近ではリモコンやタッチパネルすらある日本の快適なトイレ。ここまで発展したことに感謝を忘れてはならない我々である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)