イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】パリス・ヒルトン、新シングルはリル・ウェインをフィーチャー。ご令嬢の品格は!?

これが「ヒルトンホテル」チェーンの30代のご令嬢のやることだと思うと、少しばかり嘆かわしいような…。今年5月に音楽活動を再開すると宣言していたパリス・ヒルトンが、このほどラッパーのリル・ウェインをフィーチャーした先行シングルのティーザーを発表した。その歌詞はあまりにも…!?

2006年にアルバム『Paris』を発表していたものの、その後が続かなかったパリス・ヒルトン。しかし彼女はDJへのチャレンジを経て久しぶりに歌手としての活動を再開。「1stアルバムとは違ったタイプのものにしたいわ。今回はハウスミュージックに挑戦よ」と語り、ラッパーのリル・ウェインやニッキー・ミナージュなどがいる「キャッシュ・マネー・レコード(Cash Money Records)」と契約を結んだパリスであった。

DJ活動も経験したとあって、リアリティ番組で見られる天然キャラのご令嬢というイメージからは脱却とばかり、今後のパリスはダーティな雰囲気も取り入れたい様子だが、そうした部分は結局はラッパー任せ。このほどリル・ウェインをフィーチャーした“Good Time”という先行シングルについてミュージック・ビデオのティーザーをリリースしたが、実に7年ぶりというシングル、パリスの担当する歌詞はこんな単調なフレーズの繰り返しであった。

“私ったらちょっとほろ酔い気分だわ。でも大丈夫、あなたと一緒だもの。ねぇ、楽しんでいる? 私はとっても楽しんでいるわよ。”

曲調も以前とあまり変わらないパリスらしいポップな仕上がりとなっているが、映像もど派手なプールパーティで水着姿のパリスが卑猥にのけぞったり、腰をくねらせたりというおなじみのスタイル。詩的部分も含めどう評価したらよいのだろうと困っていると、そこにウェインの“でかいケツの女に近付いたらヤバイことになって、どうしたこうした”という相変わらず卑語満載のラップが重なっていた。

この“Good Time”は10月8日にiTunesで配信開始となるが、どれほどのDL数を記録し、どのような評価が集まるものか注目してみたい。コラボの相性で考えればリル・ウェインとパリス・ヒルトンは妙にマッチしていると言えそうだが、パリスが「ヒルトンホテル」チェーンのご令嬢で32歳であることを考えると、コレで本当にいいの?という気がしないでもない一曲である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)