イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】シェール、15年前に事故死した元夫ソニー・ボノの亡霊に苦しむ。

近年は、性転換手術を受けて“男”となった娘のチャズ・ボノばかりにスポットライトが当たっているが、アメリカでは歌手として本当に高い支持を得ているのがその母シェール。彼女が最新インタビューで背筋が寒くなるような話をしてくれた。

チェロキー族から譲られた豊かな黒髪とエキセントリックな美しさで、アメリカではいまだに独特の存在感と人気を誇っている歌手のシェール(67)。1960年代に人気歌手であったソニー・ボノと18歳で結婚し、愛娘チャスティティ(後に性転換手術により“男”となり、現在はチャズ・ボノの名でタレントとして活動)が誕生した。

夫妻は「ソニー&シェール」という名のデュオを結成し、“アイ・ガット・ユー・ベイブ”や“The Beat Goes On”などのヒット曲を放ったが、その一方でシェールは “ダーク・レディ”、“悲しきジプシー”などキャラクターに合った曲によりソロとしても大成功。こうしたスレ違いが原因で夫妻は1975年に離婚した。シェールはその翌年、有名な「オールマン・ブラザーズ・バンド」のグレッグ・オールマン(65)と再婚したが、3年ほどで離婚している。

そんな経歴を持つシェールが、このほどソーシャルニュースサイト『Reddit』の“Ask Me Anything”という質問コーナーに登場。そこでちょっと背筋が寒くなるような話を教えてくれた。離婚から23年も経って1998年に起きた事故ではあるが、ネバダ州のスキー場で木に激突して亡くなった元夫ソニー・ボノの亡霊が彼女を苦しめているというのだ。

「ええ、私は亡霊っていうものの存在を確信している。だってソニーの亡霊が私を見張っているような気がしてならないのよ。私の自宅には美しいシャンデリアがあるんだけれど、あり得ない時に突然ライトが点いてしまうの。きっとソニーが悪さをしているんだわ。」

ひと回りほど年上で、優等生ポップ歌手といった雰囲気のソニーとの結婚生活は10周年を迎える前に破綻していたが、シェールはほどなくブロンドの長い髪が素敵な人気ロックアーティストのグレッグ・オールマンと再婚しており、彼とも「グレッグ・オールマン&シェール」としてアルバムを発表。ロック界の美しすぎるカップルと称されていた。ソニーがその頃のシェールに怒りや嫉妬を感じていなかったと言えば嘘になる。なぜならその頃のソニーはTVタレントになったもののパッとせず、ショービズ界から消えてしまったのだ。

“一人勝ち”での離婚は、その後の人生において相手に対する後ろめたさを引きずることになるとはよく言われるが、シェールも残念ながらその典型例なのかもしれない。何かあればいちいち「ソニーの亡霊、怨念なのかしら」とゾワッとしてしまうというのだ。これはもう、「安らかに眠ってください」と日々ソニーのために祈りを捧げるしかないのでは…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)