エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】『いいとも』終了をうけて、浅草キッド・玉袋が“あの事件”について改めて反省!

お昼の人気長寿番組『笑っていいとも!』が来年3月終了することが分かった。毎回、その時に旬の多くの芸能人が出演してきた伝統の番組だけあって、数々のハプニングや伝説が生み出されてきた。過去3回テレフォンショッキングに出演を果たしているお笑い芸人、浅草キッド・玉袋筋太郎も、自身が起こした同番組内で最大の事件であろう“あの伝説”を改めて振り返った。

25日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)に浅草キッド・玉袋筋太郎が出演した。玉袋はこのたび終了が発表された『笑っていいとも!』の番組内で相方の水道橋博士と共に起こしたあの有名な事件について振り返った。

今から17年前、まだ若かった浅草キッドの2人は、運転免許証の証明写真を変装した格好で撮っていた。いずれもどこに出してもウケるテッパンの写真だと自負していた。その証明写真を1996年、初めて『いいとも』に出演した際、なにか伝説を残そうと拡大コピーして番組内で披露してしまったのだ。玉袋は免許更新のタイミングで撮った写真だったので罪には問われなかったが、博士は紛失届をわざわざ出して度重なり再発行していたことが問題になり、道路交通法違反で書類送検されたのだ。その際、『いいとも』出演時のテレビ画面を警察は資料としてプリントアウトしていたという。

その結果、浅草キッドの2人は半年間、芸能活動を自粛していた。玉袋ははじめは「伝説を作った」と喜んでいたが、給料は月ごとに減っていった。最終的には月3万円の収入では生活できなくなり、実家に戻っての生活することを余儀無くされたという。当時幼稚園に通っていた息子もわけが分からぬまま転園させられていた。玉袋は「今なら、お昼の番組でやって良いことと悪いことの区別はつくが当時は分からなかった」と反省を口にした。

32年もの長きに渡り芸能人が“出演したい番組”としてあり続けた『笑っていいとも!』は、終了してしまった後も、その存在そのものが伝説となっていくことだろう。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)