イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】カニエ・ウェスト、仏パパラッチに好対応。「君たちはナイス!」とニッコリ握手。

大変なパパラッチ嫌いとして有名で、これまで何度もパパラッチを相手に暴れてきた歌手カニエ・ウェスト(36)。そんな彼がフランスのパリで開催される「ファッションウィーク」に顔を出すべくキム・カーダシアン(32)と渡仏したが、そこでもやはりパパラッチに追われたカニエは意外にも穏やかなナイスガイであった。

プライバシーを大事にするカニエ・ウェストにとって、パパラッチほど憎い存在はいない。行く先々で「キム・カーダシアンとの結婚は?」、「長女ノースちゃんは元気?」と馴れ馴れしく訊いてくるパパラッチに、カニエは過去にも激高。今年の夏にはパパラッチのひとりにパンチを食らわせ、大騒動になってしまった。

だがそんな粗暴なカニエでも、写真やビデオを撮ることを職業とするパパラッチは追うしかない。このほど車から降りたカニエにやはり複数のフランス人パパラッチがカメラを向けたが、彼らに対してカニエは野太い声でこう命じている。

「なにも質問するな。ビデオだけ撮影していろ。」
「LAのパパラッチみたいになるんじゃないぞ。」

これにあっさり従った素直なパパラッチらに、カニエも驚いたのだろう。ついにカニエは黙りこくったままのフランス人パパラッチらに向かい、自らこのように話し続けているのだ。

「君たちは良いね。自身をリスペクトしているし、写真を撮りたい相手のこともリスペクトしている。」
「住宅周辺をウロついてもいない。有難く思うよ。俺も理解はしているさ。君たちだって生計を立てなくちゃならないよな。」

“こんなカニエはカニエじゃない!”と言いたくなるほどパパラッチを褒めたカニエは、続いてパパラッチの近くへ。ここでカニエは、パパラッチに手を差し出しシッカリと握手をするという紳士ぶりを見せている。

ちなみにその後、カニエを知らない通行人がフランス語で「この方、どなた?」と話しかけているが、それをパパラッチに通訳してもらったカニエはニヒルなスマイルを浮かべ「僕はカニエさ、調子どう?」と女性とも握手し、そのまま建物の中に入っていった。パリが好きと言われるカニエだが、そこで暮らす人々の洗練された振る舞いにもご満悦のもよう。「もうこのままパリに移住で良いわ」とキムが言い出す日は近い…?
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)