イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ジュリアナ・ランシック、両乳房切除から間もなく2年。今の体調と検査状況を語る。

今から2年前、体外受精を前に受けた検診で「乳がんを患っている」と医師に告げられた人気リポーター、ジュリアナ・ランシック。手術を受け腫瘍を切除したものの「将来再発する可能性が高い」と告げられた彼女は、生きるために両乳房切除手術に踏み切った。その後すっかり健康になったジュリアナは夫ビル・ランシックと共に代理母出産で子供をもうけることを決意。今は1歳の長男エドワード・デューク君の母として頑張っている。そんな強い女性ジュリアナが、現在の体調や手術についての思いなどを語った。

乳がん発覚、その後に続いた手術を乗り越え母になったジュリアナ・ランシックは、現在TVの仕事に育児にと大忙し。そんな中さらに子供をもうけたいとも明かしたジュリアナが、『CBS News』の取材に応じて病気を克服した心境を以下のように明かしている。

「私は本当に多くの話を耳にしたわ。良い話もあれば、手術の結果起きる合併症の話などもね。そして自分がどんなに幸運か気づいた。だって大手術を乗り越えて生きて出てこれたから。」

そしてガン発覚から2年、今も数か月おきに検査を受け続けているとジュリアナは語る。

「ええ、4か月ごとに血液検査を受けているの。大丈夫だって確認するためよ。今のところは問題ないわ。」

そんなジュリアナだが、自身が受けた手術に人々が安易に飛びつくことを懸念しているという。すでに乳がんを患っている人や乳がん遺伝子を持つ人、また家族に乳がん患者が多い人に向けて、ジュリアナはこうアドバイスを送っている。

「この手術を受けることが理にかなっていると思う人もいるかも。でも両乳房切除を受ける意味がない場合もたくさんあるの。だから優秀なお医者さんにかかってほしい。セカンドオピニオンを求めることも忘れないで。私の場合もそれが役立ったわ。そしてこの手術によって自分がどういう状況になるのかも、知っておいて。決してステキな手術ってワケではないんだから。」

夫に支えられ辛い手術を乗り越えたジュリアナは、今は一児の母として“生きること”の意味をさらに見出しているようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)