エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】『さんま御殿』での評論家・宮崎哲弥氏に視聴者同情。あまりにも出番が少なすぎた。

評論家の宮崎哲弥氏が、人気トークバラエティ『踊る!さんま御殿!!』に出演した。席は後列ながら中央、司会である明石家さんまの正面という好位置である。しかし残念ながらさんまとのやり取りはほとんど無く、宮崎氏の声が聞こえる場面さえも少なかったのだ。

10月15日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)は“秋の神経質祭り”。最強神経質男である俳優の坂上忍を筆頭に、神経質メンバーはお笑い芸人の若林正恭(オードリー)と千原ジュニア(千原兄弟)ら。ガサツグループの中心は千原せいじ(千原兄弟)である。番組中に坂上が極端な持論を主張すれば、お笑い芸人らも面白おかしく自分のエピソードをまくし立てる。そこにタレントの鈴木奈々が「私はすごい潔癖症」だと、激しい身振り手振りで説明に入る。この個性豊かで自己主張の強い出演者らのトークを、ユーモアを交え巧みにさばいていく司会の明石家さんまはさすがである。

喋りが専門ではない出演者には、さんまが台本に目をやりながら名指しをする。今回も初登場の女性たちや俳優の神保悟志も見せ場を与えられ、用意してきた話題を提供していた。

だが宮崎哲弥氏とさんまとは、番組冒頭で宮崎氏が“スタジオで座る席を間違えた”“太ってしまった”との短いやり取りだけ。声をあげたのは千原ジュニアの“コンビニのトイレが汚いと掃除をしてしまう”という意見に、「私もそうです」。若林の“冷蔵庫の自動製氷の離氷時の音が気になる”という主張に、「製氷機の音ってデカイよね~」のみであった。

おそらく宮崎氏の見せ場である自分のエピソードを話した部分は、編集でカットされたのではないだろうか。視聴者の中にも気が付いた人はいたようで、「さんま御殿の宮崎哲弥が一言も発していない」、「時々一回もしゃべってない出演者いるよな…」というツイッター上でのつぶやきがあった。ただ宮崎氏の席は坂上のすぐ後ろだったので、楽しそうに笑っている姿はたくさんテレビ画面に映っていたのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)