イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】リア・ミシェルが『glee』シーズン5の撮影へ。涙は見せず明るいツイートも。

「本当にイイ奴だった」と誰からも愛され、歌の才能も豊かであった俳優のコリー・モンティスが急逝して3週間になろうとしている。コリーをスターダムにのし上げた人気TVドラマ『glee』のシーズン5の撮影がいよいよ始まり、彼と恋人であったリア・ミシェルもそこに現れた。なんと気丈なことに彼女は一粒の涙もこぼさなかったそうだ。

先月13日、わずか31歳の若さでアルコールと薬物を併用したことによる中毒症状にて急逝した、ドラマ『glee/グリー』が生んだスター俳優コリー・モンティス。公私にわたり彼と交際してきた女優のリア・ミシェル(26)は、番組クリエイターのライアン・マーフィーに「戻ります」と告げた通り、コリー亡き後にも『glee』新シーズンの撮影が順調に行われることを希望した。

毎日涙にくれ、時にはうまく呼吸が出来なくなるほどの不安を訴えていたリア。彼女の仕事の再開については早すぎることがないよう十分な配慮が必要かと思われたが、数日前に彼女は心配するファンに向けて「たくさんの愛とサポートをありがとう。コリーは永遠に私の心の中にいます」とツイートするなど、やや回復した様子も見せていた。

そんなリアを迎えてついに始まったシーズン5の撮影。初日である1日は「コスチューム合わせをしたの。久しぶりで楽しかったわ!」と本人がその後にハートマークまで添えてツイートしていたが、その様子について番組の関係筋は芸能情報サイト『Hollywood Life』に、「勇ましいほど気丈。感情を高ぶらせることも涙をこぼすこともなかった」と語っている。

「無理しなくていいんだよ。今はゆっくりと休んで」と言う周囲の助言とは裏腹に、早く撮影に戻りたい自分を実感している様子のリア。彼女にとって『glee』の撮影セットは大好きな仲間たちと一緒の最も楽しい空間、自分が自分らしく輝きを放てる最も大切な空間となっていたからではないだろうか。

マーフィーは今のリアを、「こんな鋼のように強い心をもった26歳は初めて見た」と感心する。涙を見せないのは、プロとしての強い意識とコリーの名誉のためにも自分が頑張らなければという気迫、そして周囲の温かい気遣いが胸にしみ、それに応えなければという思いがあるのだ。だが彼女の表情はまだ硬いとのこと。ここで頑張りすぎて心身を壊さないよう、それだけが心配である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)