エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】柳原可奈子が出演した『FNS27時間テレビ』BISTRO SMAPに、同情の声集まる。

8月3日、4日と放送された『FNS27時間テレビ』に出演した、お笑いタレントの柳原可奈子(27)。ネット上では「痩せたな」「疲れた顔をしている」と体調の心配や、今年親族を亡くした彼女にとって番組の内容が酷だったのではないかと同情の声があがっている。

柳原可奈子の母親は、彼女が19歳の時に亡くなっている。ひとり娘だった柳原は大切に育てられ、中学にあがるまで身の回りの世話をしてくれたそうだ。たくさんの愛情をそそいでくれた母親の死。「事実を受け止め、乗り越えるのが大変だった」と彼女は過去のテレビ番組で明かしている。

母親の死後、父と娘の2人きりの生活が始まった。ある番組で紹介された父親が柳原のために腕を振るったという料理が、豪華で素晴らしかった記憶がある。その父親も今年の3月に、天国に旅立っていった。父親を見送り仕事を再開した柳原だったが、ある時から激しい頭痛が続くようになったという。7月6日から1週間ほど検査入院するも、原因は不明と報じられた。

そして迎えた『FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!』(フジテレビ系)。柳原はメインパーソナリティーの1人に選ばれていた。

ネット上で「この企画は柳原にとって酷だった」と同情されたのが、「BISTRO SMAP」スペシャルである。この企画にはメインパーソナリティーである女芸人の母親4人も、秘密に招待されていた。別室で待たされていた母親らの目の前に、突然現れたSMAP。それぞれのメンバーに肩を抱かれながら、女芸人とその母親は本番が行われるスタジオに移動する流れであった。すると香取慎吾に肩を抱かれていた椿鬼奴が、「こんなに華々しいことが…」と身を震わせながら涙を流していた。スタジオに入っても涙は止まらない。その様子を見ていた木村拓哉が、優しく鬼奴の頭を撫でる。すると何故か今田耕司がもらい泣きをしていた。そんな中で鬼奴らから少し離れた位置にいた柳原も、涙を拭っていたのだった。

「この状況でも人を笑わせるのが、芸人って職業だろう」。柳原に対するネット上の同情の声に、厳しい意見が見受けられるのも事実である。しかしどんなに本人が踏ん張っても、心や体が悲鳴をあげることもあるのだ。柳原の心に静かに寄り添ってくれる、信頼できる人物がいてくれることを願ってやまない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)