エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】クリス松村が「かぶり男子」の急増に物申す! 友達と一緒の格好は安心なのか?

タレントのクリス松村がブログで、朝の情報番組で取り扱っていた「かぶり男子」について触れている。この「かぶり男子」とは、どのような意味なのだろうか。

7月22日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)で特集された「かぶり男子」。最近街を友人同士で歩いている若い男性らの姿を見ると、ファッションが被っているケースが多々あるという。恋人同士のペアルックや、女子学生が友達同士で示し合わせて同じ服を着ている理由とは違うらしい。たまたま偶然に、友人と“洋服が被った”というのだ。

番組のVTRでは例として、ちょい出しボーダーシャツやベージュのパンツ、布のトートバックなどが紹介された。中には色違いのポロシャツに、同じような髪型の人たちまでいて驚いてしまう。専門家によるとこの「かぶり男子」現象はファストファッションの流行や、同じファッション雑誌を読んでいることが影響しているのだろうと分析していた。

街頭インタビューや番組独自の実験に参加した大学生を中心とした若い男性らは、この「かぶり男子」現象を嫌だとは思っていない。むしろ「みんなと一緒の格好をしたい」「俺のファッション、間違っていなくて良かった」などと、好意的な反応だったのだ。

このテレビを見ていたクリス松村は『クリス松村オフィシャルブログ』で、「たくさん思うことがあった」と綴っている。

昔から洋服だけでなく、いろいろなことで被るのが嫌だったというクリス松村。「同じものを着る、同じことを言う、同じ音楽を聴く、同じ場所に行く」ことが、「イコール“安心”なのでしょうか」と疑問を呈しているのだ。

『ZIP!』では有名デザイナーのイヴ・サンローランの言葉、「服装は生き方である」を紹介していた。「かぶり男子」が安心感を求めての選択ならば、これもひとつの生き方なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)