エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】AKB48が『あまちゃん』の久慈市を被災地訪問。板野友美ら6人がステージに登場。

AKB48のメンバー6人が、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のロケ地として知られる岩手県久慈市を7月28日に被災地訪問した。メンバーは海女さんの衣装を着て仕事を見学し、新鮮な魚介類を試食。特設ステージで行ったミニライブなどのイベントには子どもたちを中心に1500人以上が集まった。

AKB48は東日本大震災発生後の2011年5月から毎月、東北の被災地を訪問している。今年の7月28日には板野友美、島崎遥香、島田晴香、阿部マリア、永尾まりや、田野優花の6人がドラマ『あまちゃん』の舞台でもある岩手県久慈市を訪れた。

AKB48グループ戸賀崎総支配人の『戸賀崎智信 Google+』では、6人が海女さんの衣装を着て“北限の海女”の鉢巻をつけた姿が掲載されており、「今から海女さんのお仕事のお手伝いをさせて頂きます! みんな、張り切ってます」と解説されている。

だが、『田野優花 Google+』では「海女さんがウニとってるとこを初めて見たり、初めてウニ食べたり楽しかったです」と感想が述べられており、『島田晴香 Google+』も「ウニやタコなど新鮮ですごく美味しかったです」と記されているのだ。お手伝いというよりは、見学と試食が中心だったようである。

それでも島田晴香は「その土地でしか味わえないものがたくさんあります。是非足を運んでいただいて自分の心で感じていただきたい!」とアピールしており、岩手県や久慈市を宣伝する役割を果たしていた。

8月27日にAKB48を卒業する板野友美にとっては、最後の被災地訪問であったのかもしれない。阿部マリアによると、ミニライブでは板野のムチャぶりで島田が新曲『恋するフォーチュンクッキー』のセンターを務めたようだ。その他にもヒット曲を披露して、集まった1500人以上と一緒に盛り上がった。

阿部は訪問を終えると『阿部マリア Google+』で、「被災地に訪問させていただくたびに人と人との繋がりや、人の温かさを身にしみて実感します」、「今日もたくさんの素敵な笑顔とありがとうをいただきました」と感謝しており、これからも復興支援活動を続けることを誓っている。

あの大震災が起きた2011年3月11日から3年目となるが、被災地の復興は続いている。まだ仮設住宅で暮らす人々も多く、手付かずの瓦礫の山も残る状況だ。AKB48の被災地訪問は復興がまだ続いていることを世間に思い出させる意味でも、大切な取り組みといえそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)