イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】自殺未遂を起こしたパリスちゃん、「やはり母デビーさんと同居へ?」と報じられる。

6月5日深夜に、多量の解熱鎮痛剤を飲み自らの手首を切ってしまった15歳のパリス・ジャクソンちゃん。彼女が置かれていた環境について「細かい調査をするように」との命令が判事より下って間も無いが、今後パリスちゃんの希望によっては実母であるデビー・ロウさんがその世話を引き受けることになる可能性が浮上している。

父マイケル・ジャクソン(享年50)の死後は祖母キャサリンさんが、そして昨年からは年上の従兄も加わりパリスちゃんら遺児の養育にあたっていたが、このたび起きてしまったパリスちゃんの自殺未遂により、これが大きく見直されることになりそうだ。

騒動後まもなくして、判事はパリスちゃんの置かれていた環境を細かく調べることを決断。養育環境についても調べが入ることになったが、現在の状況が「パリスちゃんにとって最善の形ではない」と見なされれば、もちろんそれを変えていく必要がある。現在のキャサリンさんはマイケルの死後大きな裁判を抱え、パリスちゃんに「ベッタリ」とはついていられない身。従兄にも家族があることから父親代わりは難しく、パリスちゃんはこのところ実母デビー・ロウさんと過ごす時間が日に日に増えていた。

このような背景があることから、養育者についての見直しが必要となった場合、「判事は間違いなくパリスちゃんの望みに重きを置くのではないか」と芸能情報サイト『TMZ』は報じている。また、もしパリスちゃんが「ママと暮らしたい」と申し出た場合、デビーさんもそれを承諾する意向とのことだ。デビーさんは心理学にも精通しているといい、家族らは「デビーさんに先導的な役割を果たしてほしい」と望むようになっているというから、今後デビーさんの役割が改めて見直される可能性は極めて高い。

これまでもデビーさんは子供たちの養育環境については目を光らせてきたといい、子供たちの様子を把握しておくためキャサリンさんと連絡もとりあっていたそうだ。産みの母であること、また今年に入りパリスちゃんが多くの時間をデビーさんのもとで過ごしていたことを考えると「判事もデビーさんを養育者として認めることを検討するのではないか」と多数のメディアが報じているが、兄や弟を愛するパリスちゃんが簡単に「ママのところに行く!」と言えるかどうかもまだ分からない。

今後パリスちゃんの心身の回復を待って、さらなる調査が進むはずだ。パリスちゃんにとって、そしてその家族にとって何が一番なのかを周囲の大人たちは十分に検討していかなければならない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)