エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「もうすぐ会えますから」。ブラッド・ピットが鉄拳のインタビューで7月の来日を明かす。

ブラッド・ピットがロンドンで開催された彼の主演最新作『ワールド・ウォーZ』のワールドプレミアに登場した。今回特別に招待された日本のお笑い芸人・鉄拳に情報番組『めざましテレビ』がリポートを依頼したところ、ブラッド・ピットからサプライズ発言があったのだ。

映画『ワールド・ウォーZ』のエンディング曲「Follow Me」を演奏するのが、イギリスのロックバンド・MUSEだ。「Follow Me」日本版のMVで鉄拳のパラパラ漫画を採用した縁で、今回のワールドプレミアに特別招待されることとなった。

フジテレビの情報番組『めざましテレビ』ではその鉄拳に現地のリポートを依頼しており、6月4日の放送で彼がMUSEやブラッド・ピットにインタビューした内容が紹介された。

まずMUSEのメンバーと久々に再会した鉄拳は、「エンディングテーマに選ばれた気持ちは?」と問いかけた。彼らは「僕らがアルバムを制作している時に、映画の原作を読んでアルバムにも影響を受けているので、使ってもらってうれしいし、光栄です」と答えていた。

MUSEは鉄拳のパラパラ漫画を起用した際に対面したことがあり、彼の特徴あるメイクも知っていたが、ブラッド・ピットは初対面だ。一歩間違えばふざけた奴だと思われかねない。それでも彼は終始微笑んで、鉄拳のインタビューに応じてくれたのである。

『ワールド・ウォーZ』はマックス・ブルックスが著した“ゾンビの発生による終末ホラー小説”を基にした作品だ。ブラッド・ピット演じる国連職員のゲイリー・レーンは、ゾンビによる世界の終末を阻止する使命感と家族のそばにいて守らねばという思いとの葛藤に悩む。

鉄拳が「今回の作品では、家族の絆もテーマになっていますが?」と話を向けると、ブラッド・ピットは「世界の終末という大きなテーマと同時に、家族という身近なテーマを扱っている。いかに家族を守るかも描かれているんだ」と語る。また、鉄拳のパラパラ漫画がMUSEのMVに採用されたことを伝えると、彼は両手を広げて「Oh!Good! congratulations!」と我がことのように喜んでくれたのだ。

そんな気さくなブラッド・ピットに鉄拳が「日本のファンに一言お願いします」と頼むと、彼はカメラに向かって「1か月後に日本へ行きます! もうすぐ会えますから、楽しみにしていてください」と伝えた。この時点でブラッド・ピットが来日する予定は公表されておらず、鉄拳のインタビューがそのことを初めて聞き出したのである。

鉄拳は大役を終えると「すごくたくさん話してくれて、握手もしたのですが、すべてが優しい感じでした。僕はブラッド・ピットが大好きです!」とすっかり彼のファンになっていた。

映画『ワールド・ウォーZ』は日本でも8月10日に公開予定なので、それに先がけて7月にブラッド・ピットが来日するようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)