イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】2001年の万引き事件が話題になった女優ウィノナ・ライダー、インタビューで当時を振り返る。

2001年に、人気店に並べられていた商品をゴッソリ万引きして逮捕された女優ウィノナ・ライダー(41)。あれから10年以上が経過し女優業は再び軌道に乗っているが、当時のことをウィノナはどう考えているのか。このたび『Interview』誌6月号にウィノナ本人が語った内容から、特に興味深い発言を抜粋してご紹介したい。

■ ウィノナ・ライダーが抱えていた問題
「あの(万引き)事件だけれど…問題はあの前から起こり始めていたのよ。あの事件で私が道を踏み外したと思っている人が多いでしょうけれど、実はあの何年か前から問題を抱えていたわ。」

■ 事件後、女優業が低迷したことについて
「壁にブチ当たったような気がしたわ。あんなことが起きてしまって…私はサンフランシスコで生活していたんだけど、あのオフの時間は本当に必要だったんだと思うの。それは2年ほど続いてしまったけれどね。」

■ あの事件はウィノナにとって…?
「変な話だけど、実はあれこそ最高の出来事だったのかもね。だってそれ以前は、“演技をしなくてもいいのかしら?”、“演技の他には何もないのかしら?”なんて自分に問いかけたことすらなかったんですもの。私は演じることしか知らなかったのよ。」

■ 女優業を離れていた頃の暮らし
「あれこれと試してみたいような、実に面白い生き方がたくさんあったわ。だから色々やってみたの。そういう事に夢中になって“これこそ私がしたいことだわ”なんて思ったこともある。でもしばらく経つと、私は自分がやっぱり演技を愛していることに気付いたの。まだ女優をやりたいってことにね。」

その後、ウィノナは女優業に復帰。復帰を決意した当時は頼るべき「人間関係」をすっかり失くしてしまったと気付いたものの、それも徐々に取戻し今に至るという。大きな失敗、挫折、苦労を経て再びスターの座に返り咲いたウィノナの生き方に、共感できる人も多いのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)