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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「“ごめんなさい”って言えない」と明かす男子フィギュア・高橋大輔選手に、櫻井翔が思わず「かわいい~」。

ニュース番組『NEWS ZERO』でキャスターの櫻井翔が、フィギュアスケート男子の高橋大輔選手にインタビューを行った。すでに面識のある2人だけに高橋選手からも普段は聞けないような話題が飛び出したのだ。

バンクーバー五輪で日本男子フィギュアスケートで初の銅メダルを獲得した高橋大輔選手は、男子フィギュア選手のリーダー的存在でもある。4月22日の『NEWS ZERO』で放送された高橋選手と櫻井翔とのトーク形式のインタビューでは、2011年に一度は引退を考えながらもソチ五輪への挑戦を選んだ彼の今の心境も聞くことができた。

若手選手の台頭も目覚ましく、男子フィギュア選手の層が厚くなってきたことについて、高橋選手はソチ五輪男子シングル出場枠の3枠は足りないくらいで5枠は欲しいという。自身の出場については「正直きついっすね」と苦笑した。

高橋選手がソチ五輪出場を目指すことを決断したのは、実は引退を考えていたという2011年の世界選手権後のようだ。同大会で5位となり、このままでは終われないと、もし(ソチ五輪に)出られなくても、自分がどれだけ成長できるのか楽しみにやろうと挑戦することを決めたという。そんな前向きな心境で充実した毎日を送る彼は「スケート人生の中で、今が一番スケートに向きあえている」と感じるそうだ。

リンクの上では頼もしい高橋大輔選手だが、彼を良く知る人物のメッセージによると、その素顔は少し違うようである。彼の栄養アドバイザーを務める石川三知さんは「ハンバーグやクリームシチューなど子供っぽいものが好きですね」と話しており、高橋選手も「洋食が大好きなんです。あとオムライスとかが好きです」と笑いながら認めていた。

また、女子フィギュアの金メダリストでプロフィギュアスケーターの荒川静香さんは「朝がすごく苦手で、よく寝坊して迷惑をかけている」と高橋選手の意外な一面を明かすと、「なぜか、自分が悪いと思っていないらしい」と指摘したのだ。

これについて高橋選手が「謝れないんですよ、僕。“ごめんなさい”って言えないんですよ」と本音を語ると、櫻井翔も思わず「かわいい」と相好を崩すのだった。

インタビューを終えて、櫻井翔は高橋選手の印象について「エースとして男子フィギュア界を牽引してきた、自負とプライドを感じた。出場枠が“きつい”と言ってたのも、そう言える余裕があると思えた」と語っている。

高橋大輔選手にとってソチ五輪は最後のチャンスとなるようだ。是非とも出場を果たして貫禄さえ感じる滑りを見せてほしい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)