エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「芸能人だから有名税」では許されない。“ぱるる”の怒りによしりんが共感。

AKB48の“ぱるる”こと島崎遥香が、街中で許可無く写真を撮られた上にネットで公開されたことにGoogle+で不快感を示した。ネットで話題となったことに配慮してか該当の書き込みはすでに削除されているが、AKB48に詳しい小林よしのり氏がすでに情報を知ったことからブログで見解を綴っている。

“ぱるる”が3月19日に『島崎遥香 Google+』で綴った内容がファンによるサイトなどで取り上げられた。すでにGoogle+では削除されているが、概要はプライベートの姿を許可無く撮られた写真がネットに公開されたことに対する不満を綴ったものだ。

ネットでの反響は様々で、「初めて島崎不快に感じた」、「島崎うぜえ」といったコメントがある一方で、「確かにこれはどうかと思う…一言断るくらいはマナー」、「撮影に関する法律が必要だな」というものもあるのだ。

そんな中で、“よしりん”こと漫画家の小林よしのり氏がブログ『ゴー宣ネット道場』で、3月20日に「AKB48ぱるるの問題提起はエライ!」と見解が掲載された。

小林氏は「芸能人だから有名税だというのは法的にも許されないはずだ」と主張しながら、常識のあり方に問題を掘り下げる。「ネット社会はもはや人々の常識まで崩壊させている」と、皇室の方々を写メで撮る行為が平然と行われる現状を嘆く。また“ぱるる”のなりすましツイッターが、6万人のフォロワーを集めながら野放しにされている事実を指摘した。

“ぱるる”が「ネット離れしてみようと思う」と伝えていることには、「ネットはある種の“発狂装置”と言える」、「ぱるるがネットから距離を置くことはいいことだ」としながらも、今回のような無許可で撮影してネットに上げる行為やツイッターのなりすましが無くなるわけではないと解説する。それらを解決するには「やはり“ネット警察”が必要なのかもしれない」と提案するのだ。

最後に小林氏は「ぱるるは極めて健全な子だ。だから“塩対応”に見えるが、それも間違ってないと思う」、「わしはぱるるの“塩対応”を好ましく思う」と島崎遥香の一連の言動に共感を示している。

AKB48に限らず、これまでにも無許可で写真を撮ることに不快感を示した芸能人は少なくない。そうした意思表示は必要なことだろう。できれば、“ネット警察”などに頼らず、常識のあり方によって解決して欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)