クリス・ブラウン（23）といえば、「リアーナを殴った有名歌手」というイメージしかない人も少なくはないだろう。だがクリスは実は天才肌。多才なアーティストとしていくつかの分野で活躍を続けてきたが、このたび意外な才能を披露してメディアを仰天させている。

主に歌手として活躍しているクリス・ブラウンだが、実はそれ以外にも複数の分野で活躍しその才能を高く評価されてきた。俳優としての力量も映画の世界で発揮しており、ダンスの腕前やモデル業もなかなかのもの。荒々しい性格は多少難ありだが「天才肌」と言われるクリスに、実は絵を描く才能まであったようだ。

このたびクリスは知的障害や発達障害の子供たちを支援する「Best Buddies International」なる団体に協賛。ポップアート界で著名なロメロ・ブリット氏（49）とタッグを組み街の壁にスプレーでグラフィティアートを描いたのだが、その出来栄えはまさにプロ級。ビビッドな色で人物や動物を見事に描き、各メディアに「素晴らしい」と絶賛された。

「今日はマイアミでロメロ・ブリットと絵を描いたよ！　アートとは命を表現すること。毎日夢は実現するんだ。」

27日、そのようにツイートしたクリスはその腕前で多くのファンを驚かせた。

2009年に起こしてしまったDV事件のせいもあり、気性の荒さばかりに注目が集まってしまうクリス。だが絵の才能があることを証明したクリスについて、辛口報道の目立つ芸能サイト『TMZ』でさえも「本格的な才能アリ」と絶賛するに至っている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）