エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】コロッケを猛追するのは原口あきまさ? ものまねタレントの“営業ギャラ”事情。

有名なものまねタレントはテレビ番組への出演よりも営業の仕事が多く、中にはワンマンショーで多くの観客を集めることができる者もいるという。そのものまねタレントらの頂点に立つのは、コロッケであろう。その絶対的な存在を猛追しているのは同業者の証言によると、原口あきまさだというのだ。

コロッケが出てくるまでは、ものまねといえば“声帯模写”のことだった。特にテレビ番組で歌まねを披露するのは、歌唱力に定評のある当時の人気歌手。本人そっくりに歌い上げる姿を、「かくし芸」的に扱われていたものだ。だがコロッケのビジュアル重視のものまねは、テレビショーとして視聴者から支持され大人気に。新しいものまね時代を拓き、テレビのものまね番組を生み出したのは、間違いなくコロッケの活躍があったからだ。

2月2日放送の『たかじん胸いっぱい』(関西テレビ)には著名なものまねタレントが大集合。そこには現在大ブレイク中の、キンタロー。の姿もあった。

番組中ではゲストの神奈月や松村邦洋、ミラクルひかるのベテラン勢からの意見を参考に、現在活躍中のものまねタレントの営業ギャラ事情が明かされた。

ものまねタレントの営業ギャラ・ピラミッドで頂点にいるのは、もちろんコロッケである。彼は自分のショー専用のバンドを抱え、衣装も小道具も自前が多い。神奈月は「電飾飾りのカツラとか、自分で作るとすごい高いんですよ」と証言。同業者の誰もが、芸もギャラも“コロッケは別格”だと認めているようだ。

ではコロッケに次ぐ二番手は誰なのか。そこでスタジオでは「原口あきまさ」の名があがったのだ。コロッケの次に位置するグループの中から、原口は抜け出たはずだ―と、神奈月や松村は話す。ゲストの梅小鉢・高田紗千子も「よく原口さんのツイッターを読むが、いつも地方に営業に出ているようだ」と明かした。

キンタロー。や高田紗千子(梅小鉢)はピラミッドの底辺。仕事も多く人気はあるのだが、ギャラの額は安いのだ。そんなキンタロー。には心配事があるらしい。昨年まではバイトをしていたが、今年に入ってから本業が忙しくなりバイトができなくなった。だがどれくらいの収入があるのか分からず、不安だ―という。それを聞いていた大平サブローは、「松竹だろ? 大丈夫、ちゃんともらえるから」と太鼓判を捺した。現在のサブローは吉本興業所属だが、以前はキンタロー。と同じ松竹芸能所属だったのである。

実際のところ、ものまねタレントが一回の営業でもらえるギャラはいくらなのだろうか。ギャラ・ピラミッドでは中の上くらいの位置だったミラクルひかるが、「忘年会・新年会の営業が、多い時で月に20本くらい入る」と語った時だ。スタジオから“1本30万として、600万はあるな”との声が。やはり“ものまねタレントは営業で稼ぐ”という話は、嘘ではないようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)