エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「キンタロー。に負けなくて良かった」。スギちゃんファン、胸をなでおろす。

ピン芸コンクール「R-1ぐらんぷり 2013」の決勝トーナメントが12日行われ、三浦マイルドが初優勝を果たした。注目を集め、同じブロックで戦ったスギちゃんと、キンタロー。は共に初戦敗退となった。番組終了後スギちゃんのブログには、千件を超えるファンからのメッセージが届いている。

昨年末に彗星の如く現れた、キンタロー。元AKB48・前田敦子のものまねで一大旋風を巻き起こした彼女を、「R-1ぐらんぷり 2013」の優勝者に予想する声が多かった。彼女が今大会で優勝すれば、スギちゃんに“世代交代”の引導を渡すこととなっただろう。

だが蓋を開けてみれば、2人は同ブロックで戦うも共に初戦敗退。審査員の得票数ではスギちゃんがキンタロー。を上回ったものの、彼もファイナリストにはなれなかった。

番組放送終了後、スギちゃんはブログ『スギちゃんのワイルド日記』をすぐに更新し、応援してくれたファンに向けてお礼を述べている。大会の予選では過去のキャラクター“おっぱい先生”を演じるも、熱心なファンからは「代名詞の“ワイルド”を貫き通して!」との声が多かった。それに応えるかたちで決勝では、“ワイルド仕分け”というネタを披露したスギちゃん。ブロックで勝ち抜くことはできなかったが、ネット上では「意外と面白かった」と評判は良かったようだ。

ブログに届いた1200件を超すコメントの多くは、「スギちゃんが一番面白かった」、「これからも頑張ってください」という激励の言葉である。だが中には、「キンタロー。に負けなくて良かった」という声も目立つのである。決勝前からまるで彼女とスギちゃんの一騎打ちのような報道がなされ、ファンも煽られていたような気配すらあった。キンタロー。に負けると、スギちゃんは消えてしまう―そんな心配をするコメントが、決勝当日まで彼のブログに寄せられていたのだ。

あと半月、キンタロー。が表舞台に出てくるのが遅ければ「R-1ぐらんぷり 2013」の結果も変わっていたのかもしれない。一緒に初戦敗退した2人だが、ダメージが大きかったのはキンタロー。の方だろうか。彼女には幅広い年代に受け入れられるような、新しいものまねにも挑戦してもらいたい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)