エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】水道橋博士、突然の「ハゲカット」に隠された漫才への熱い思い。

18日の朝、情報番組『あさイチ』(NHK)に頭頂部を丸刈りにした「波平風」スタイルで登場した水道橋博士。本人は「年相応に髪型を変えました」と語るのみだったが、実はこの髪型には熱い芸人魂が隠されていたのだ。

ことの真相は、相方の浅草キッド・玉袋筋太郎により『たまむすび』(TBSラジオ)で語られていた。

きっかけは、2月10日開催された高田文夫がプロデュースするお笑いライブ『我らの高田“笑”学校』にあった。毎回このライブのトリを務めているのが浅草キッドである。その他出演者には、『M-1 2002』優勝のますだおかだ、『THE MANZAI 2012』優勝のハマカーンや、『キングオブコント2012』優勝のバイきんぐなどそうそうたるメンバーが揃う。「お笑いは戦いじゃないんだから」と初めは普段通りに若手を牽制していた水道橋博士であったが、実はこの日のライブはいつにも増して気合が入っていたのだ。高田の約1年半ぶりの出演ということもあったのだろう。他の出演者が舞台に出ている間に2人揃ってバリカンを入れて、トリで出演したのだ。玉袋はスキンヘッド、水道橋は波平カットになるという、半ば力技で笑いを取りに行った。

水道橋博士は今回の『高田“笑”学校』開催前に『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』(テレビ朝日系)に出演し、ライブへの熱い思いを明かしていた。トリとして立つことのプレッシャーはもちろんあるが、「漫才師としての現役感を得られる」とやり甲斐を口にしていたのだ。『高田“笑”学校』には、浅草キッドの師匠であるツービートも度々出演している。その際に「久々の出演で~」などというような逃げ口上はなく、他の出演者同様、最初から自分の新ネタをぶつけてくるのだという。『高田“笑”学校』という舞台に対する芸人たちの熱い思いが伝わってくる。

余談ではあるが、このライブの後、当の高田文夫はラジオのレギュラー番組を「笑わせ疲れ」ということで1週間お休みしていた。まだまだ無理は禁物なようだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)