イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】米TV番組、一般人による「セレブの悪口ツイート」を本人ぶつけるコーナーが大人気。

どうせ些細な陰口、まさかセレブが私のツイートを読んでくれているわけないし…!? とんでもない。アメリカのあるTV番組では今、一般人がツイートしたセレブの悪口をピックアップし、セレブ本人に突き付けその反応を見るというイタズラなコーナーが話題である。

それはABCの人気TVショー『ジミー・キンメル・ライブ!』の中の、“Celebrities Read Mean Tweets(セレブが意地悪ツイートを読む)”というコーナー。昨年から始まったもので、ビデオカメラの前にセレブが座り、スマートフォンを渡されて一般人が放ったその悪口ツイートを読みあげるが、アイドルばかりかエンタメ界のドンに対してもまるで容赦がないため、視聴する側は思わず苦笑してしまう。

例えばDr.フィルは“ハゲ頭でビッグマウスの田舎者”、アンダーソン・クーパーの色白でツルンとしたルックスには“まるで恐竜みたい”というツイートが。またデヴィッド・アークエットは、“ずいぶん年くったよね”とツイートされて悲しく爆笑。セレーナ・ゴメスは、“ほんとよく喋るウルサイ子。ミュートよりボリュームを下げるボタンが欲しいわ”と叩かれ、唇をとがらせた。

こうして次々とセレブが自分について放たれたショッキングな言葉を直視するこのコーナー。多くのセレブが「ご忠告ありがとう」と言いながらも憮然とした表情になり、「仕返ししてやるから待ってろよ」と毒づくセレブもいる中、女優ジェシカ・ビールは違った。ジャスティン・ティンバーレイクとついに結婚した心の余裕か、“馬みたいな口”とのサイアクなツイートに、唇を上手に震わせて「ブルヒヒヒヒ!」と馬をマネして大きな笑いをとったのだ。

何を言われても平常心を保つ、これは厳しいショービズを生き抜くためのセレブの大事な心構えの一つであるが、それでも彼らは傷つく心を持った生身の人間。カースティ・アレイなどは“売春婦みたい”というツイートに口元を歪め、眉を吊り上げている。番組はこのあまりにも楽しいコーナーをYouTubeでも紹介しているが、名誉棄損だ、深く傷ついたと言い出すセレブとの間でトラブルが発生し、終了となってしまわないことを祈るばかりである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)