アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】無賃乗車を責められ復讐で火をつけた? 列車4両が全焼。(南ア)

誰もが「またか」と思った南アフリカの列車遅延。今回は列車火災だった。火災の原因は切符を持っていないことを問い詰められた乗客による復讐のようだ。

ケープタウンで1月22日午後4時過ぎ、列車火災が発生した。火災が起こったのはケープタウン駅の次の駅のウッドストック駅。この駅はケープタウンの8路線のうち6路線が停まるという主要駅であり、帰宅ラッシュと重なって数千人の乗客が足止めを食らった。

列車はケープタウンに向かっており、ウッドストック駅に入ってきたときに火の手が上がった。火は窓から勢いよく炎を上げ、黒炎が噴出していた。乗客や駅にいた人はすぐに避難したが、4人が煙を吸い込み病院へと搬送された。この火災で4車両が全焼した。

火災の原因はウッドストック駅より数駅手前で切符点検を行っていた際、ある乗客が切符を持っていなかったために係員ともめ、復讐のために火をつけた可能性が高いとのこと。南アフリカ旅客鉄道公社のメトロレールは、「乗客の命にかかわる火災であった。殺人未遂で捕まえてもらいたい」と憤りを募らせている。警察では、出火原因とともに犯人を捜索中だ。

メトロレールの被害は無賃乗車とケーブル盗難によるものが多い。無賃乗車対策としては、車両ごとに切符を点検し切符を持っていない者や3等車切符で1等車に乗っている者をチェックするというマニュアル的な作業のみである。また盗難による被害も甚大で、この火災の前日にはケーブルが盗まれたために夕方の列車が40分以上遅延した。

一方、乗客はメトロレールの警備体制の甘さを指摘している。火災が起きたとき、駅には警備員などはおらず避難場所への誘導もなかったそうだ。ほとんどの列車は2時間以上の遅れで運転を再開した。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)