エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪・番外編】「自分らしく生きる居場所が必ずある」。スマイリーキクチから、「いじめ」「ネット誹謗中傷」被害者への感奮メッセージ!

お笑いタレントのスマイリーキクチ(41)が自身のブログで、「ストーカー」「いじめ問題」「ネット上での誹謗中傷」について、被害を受けている方々に向けて具体的な解決策を提案している。スマイリー自身も約10年間にわたり、ネット上で誹謗中傷を受けていた。被害者への励ましだけでなく、心構えや法律に関することも書かれており、前述のような悩みを抱えている方には参考になるのではないだろうか。

昨年人気テレビ番組で特集された、スマイリーキクチの“ネット誹謗中傷被害事件”。この事件を知らない若い世代からの反響が特に大きく、放送後彼のブログには沢山の激励コメントが届いた。

そのコメント欄にはスマイリーと同じく、ネット上で誹謗中傷の被害者の方や学校でいじめを受けている若者など、現在進行形で苦しんでいる読者からの切実な声が寄せられているのだ。これを受けてスマイリーは、事件を通しての経験や法律の勉強して得た知識を踏まえ、相談者に向けてブログ『どうもありがとう』で具体的なアドバイスをしている。

ネット上でのトラブルに巻き込まれないためには、どんなに気分を害しても嫌がらせや荒らしに対して一切無視、「反論しない」ことを提言している。被害者が感情的に反論してくるのを面白がったり、加害者と同じ人格の仲間が加わったりして嫌がらせが酷くなってしまうケースがあるそうだ。また被害者の反論が“相手をあおった”とされる可能性もあるらしい。

インターネットの掲示板などの誹謗中傷の書き込みを削除要請しても、応じてくれないサイト管理者が多かったことはスマイリー自身も経験している。だが決して悲観的にはならないで欲しい-とブログで明言。嫌がらせをしている犯人も書き込みを削除できなければ証拠は必ず残るという。警察が捜査すればいくら匿名で書き込んでも、必ず身元は特定できるとのこと。ただしその警察を動かすことが一番難しく、被害者がやらねばならないことは多くあるそうだ。

いじめの問題も同じだが、なぜ被害者が事態の解決に時間や労力を奪われ、時には理不尽な扱いをされ、長い間苦しまなければならないのか。スマイリーは自分の体験を通して、テレビ番組や今回のブログでも重ねて述べていることがある。

「前に進んで歩んで行けば、自分らしく生きる居場所が必ずある。」あなたの味方は絶対にいるので、決して諦めないで欲しい-と。

事件を乗り越えたスマイリーの心に響く重い言葉である。
(TechinsightJapan編集部 みやび)