イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】リンジー・ローハン、映画『The Canyons』の主演も一度はクビに。撮影中はトラブル頻発!

昨年、女優としての再起をかけいくつかの作品に出演した女優リンジー・ローハン(26)。そのうちのひとつ、『The Canyons(原題)』も大きな話題を呼んだが、その撮影も実はスッタモンダ続きであったことが明らかになった。

トラブル続きの女優リンジー・ローハンが、昨年夏に撮影に挑んだ話題の映画、『The Canyons』。『ニューヨーク・タイムズ』紙の記者によると、撮影当時のリンジーは完璧とはほど遠い様子だったという。

同紙によると、リンジーは台本の読み合わせ初回でさえもサボろうとし、解雇をほのめかされたために渋々遅れて参加。その後撮影を2日もサボり一度はクビになってしまったのだが、関係者らが滞在していたビバリーヒルズのホテルの客室を次々と訪問。ようやくポール・シュレイダー監督の部屋を見つけるなり、90分もの間ドアの向こうから涙ながらに監督に話し続けたという。監督は携帯電話で「帰れ」と指示し続けたというが、その後監督が折れる形でバーでリンジーに会い「睡眠薬を飲んで撮影初日に寝坊した」とリンジーから告白されたそうだ。

だが、ようやく撮影に加わるもリンジーは不満タラタラ。劇中、ガス・ヴァン・サントが演じた精神科医役についても元恋人ジャレッド・レトがいいと注文をつけるなどし、関係者をおおいに困惑させている。また濡れ場の撮影の際には大量のアルコールを飲み、2時間個室に閉じこもるというハプニングも。66歳の監督自らが服を脱ぎ「裸になるなんて大したことない」と説得し、ようやく撮影を再開できたという。さらにそのシーンの撮影終了後、酒に酔ったリンジーを心配したプロデューサーが「運転手を頼んであげる」と申し出るも、リンジーの答えは「No」。そのまま愛車ポルシェで帰宅し、関係者らをおおいに心配させたそうだ。また、あるときは友人レディー・ガガと朝5時半までパーティに興じた挙句に3時間も撮影セットに遅刻し、その直後「専属医に体調不良で仕事は不可と言われた」との理由で現場から去ってしまったらしい。

その後どうにか撮影が終了。10月にはNYにある監督の自宅で試写会を行っているが、このときリンジーに同伴していた母ディナが「共演俳優が映っている時間が長すぎ」などと不満タラタラであったため、ついに監督自らがディナを部屋から追い出してしまったそうだ。

まさに撮影の始まりから終わりまでトラブル続きだったもようだが、リンジーには主演女優としての自覚と責任感がどれほどあったのだろうか。まったくやる気のないその態度に、関係者の多くが翻弄され多大な迷惑をこうむったはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)