アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】入院して4日経過したマンデラ元大統領。国民の心配募るなか『肺感染症』と発表。(南ア)

12月8日から病院にて定期検査を行っているといわれていたネルソン・マンデラ元大統領が、肺感染症であると発表された。94歳という高齢でありながらも、南アフリカの平和の支えになっているマンデラ氏によせる国民の思いは未だに熱い。

12月8日、ズマ大統領からマンデラ氏が94歳という高齢のため検査入院したことを発表、さらにズマ大統領が病院へ訪れた際には「看護がしっかりしており(マンデラ氏は)居心地がよさそうだった」と述べた。しかし月曜日になっても退院する気配はなく、「病院へ行くときのマディバ(マンデラ氏の愛称)の顔色がすこぶる悪かった」という目撃情報などから、国民は不安を募らせていた。

12月11日ですでに入院4日目、マンデラ氏の夫人は「彼が輝きを失っているのを見るのはとても辛い」とインタビューで答えている。マンデラ氏が入院中のプレトリアにある第一陸軍病院の外には世界中から訪れたジャーナリストたちが寝泊りをし、病院の入り口では訪れる人々の車内を軍がくまなく検査しているほどの厳重体制だ。

12月10日、国防相は「ネルソン・マンデラの体調は非常によい」と述べていたが、さらなる検査を行うとも発表。そして12月11日、マンデラ氏は以前から患っていた肺感染症が再発し、治療中であることがわかった。

マンデラ氏は過去にいくつかの大病を患っている。アパルトヘイト中、ロベン島に政治犯として収監されているときには結核を患い、1985年には前立腺肥大で手術を受けていた。さらに2001年、前立腺がんの治療で7週間入院した。最近では、2011年1月にヨハネスブルグの病院に急性呼吸器感染症で入院、2012年2月には腹部の痛みで一晩入院している。

入院中の12月10日は、マンデラ氏にとって特別な日であった。1993年のこの日、マンデラ氏はノーベル平和賞を受賞した。南アフリカ国民だけでなく世界中がマンデラ氏の体調を心配している。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)