エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「大人になったね」。『HEY!HEY!HEY!』の思い出語る華原朋美に松本人志が感心。

音楽バラエティ『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ)が12月17日で18年間の歴史に幕を閉じた。VTRでメッセージを伝えた華原朋美の姿を見て、彼女がデビューした時から何度も共演してきたダウンタウンも昔を懐かしんでいた。

12月5日に『2012 FNS歌謡祭』で5年半ぶりの復帰を果たした華原朋美だが、12月17日に生放送された『HEY!HEY!HEY!』の最終回へ駆けつけることは叶わなかった。その代わりに彼女はVTR収録でメッセージを送り、ダウンタウンの2人との思い出を語った。

彼女は「お久しぶりです。たくさんの思い出があり過ぎて、終わってしまうのが本当にさみしい…。18年間お疲れ様でした」と番組終了を惜しむ気持ちを伝えると、出演時の裏話を明かしたのだ。まだ、1996年~1998年頃のことだ。華原朋美が動物好きということから毎回、馬や象やラクダに乗って登場する企画が続いた。

「動物を借りるのは大金がかかると分かっていたので、これだけのために『もったいないな』と思っていた」と彼女は明かす。心の中ではそう思いつつも、スタッフには笑顔で応じていたのだ。当時の華原朋美といえば天然なところも人気だったが、実は周囲に合わせようと苦心していたようである。

そんな華原朋美が「本番前に見せる浜田さんや松本さんの顔が好きでした」と話すと、ダウンタウンの2人も意外そうにしていた。

浜田雅功の楽屋を訪れた彼女が「私、辛いんです!」と弱音を吐いたことがある。浜田はその時、「オマエなっ! そうやってな辛いことを重ねてって大人になるんや! ガンバレっ!」と励ましてくれたのだ。「浜田さんはきっと忘れられていると思いますけど…」と彼女は感謝していた。

一方で「松本さんは基本的に私のことを相手にしてくださらない」と本音を明かす。しかし、「スタジオに入ってくるときに、自信に溢れて輝いていた。『大御所って違うな』と思っていた」と松本人志の大きさを当時から感じていたのだ。

『HEY!HEY!HEY!』の思い出を語った華原朋美は「今度もう一度やる時には、是非呼んでください。その時には松本さんに“人間として”相手にしてもらえるように成長していたいです」と番組復活の期待を込めた。

彼女からのメッセージを聞き終えた松本人志は、「なんか、大人になりましたねっ! あんなにちゃんとしたコメントが言えるようになったんですね」と成長した華原朋美に感心していた。

当時は象やラクダに乗ってはしゃいでいた華原朋美も38歳となる。松本の頭にある“朋ちゃん”時代の彼女からはいろいろなことがあった。芸能活動の長期休業を経て復帰した彼女がまた、ダウンタウンと共演できる日も来るだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)