エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】アメトーーク大賞に選ばれた“博多華丸・大吉”がツイッターでコメント。

雨上がり決死隊によるトーク番組『アメトーーク!』で“アメトーーク大賞 2012”に博多華丸・大吉が選ばれた。発表時には共演者たちから「なんでまた?」という声も聞かれたが、本人たちも予期せぬ受賞にしばし呆然としていたのだ。放送後には博多大吉がツイッターで心境を綴っている。

これまでの“アメトーーク大賞”は2007年に「バナナマン・日村勇紀の卒業アルバム」、2008年に「お客さんの誰かが言った『ワッキーがんばれっ』」、2009年には「プロレスラー蝶野正洋が思わず笑っちゃった」、2010年は「安田美沙子の一連の“妄想シチュエーション”」、そして2011年は「W杯優勝前に“なでしこジャパン”が観覧に来ていた」が受賞している。

12月30日に放送された『アメトーーーーーーク!大賞 5時間スペシャル』では今年の大賞が発表され、お笑いコンビの博多華丸・大吉が受賞した。本人たちも驚き互いに目を見合わせて戸惑っていたが、周囲の芸人たちも意外な選出に「なんで?」と本音が飛び出したほどだ。

MCの蛍原徹が「数々の芸人と視聴者に愛され、温かい笑いを届けてくれました。今年のグランプリは華丸・大吉の他にいませんでした」と受賞の理由を説明すると、大吉から耳打ちされた華丸が「やってくれたな!」と上島竜兵のギャグで返してすべってしまう。

トロフィーを受け取った大吉は、「そんな、今年になって急に華丸・大吉って言われてもっ! 重くって…でも落とすわけにもいかないから…もう離さない!」と抱え込んで倒れると、中川家・中川礼二が「ピーッ! ノットリリース・ザ・ボール!」とラグビーネタで飛び込んで盛り上げた。

博多大吉は12月31日にTwitterで、「アメトーーク大賞です。もちろん額面通りに受け取るような話ではありませんが、やっぱり光栄でした。宮迫さんも帰って来られたし、良かった良かった」とコメントしている。

また、各部門の大賞は次のようになった。流行語大賞「どうした!?品川」(東野幸治がもちこんだ品川祐の変遷を探る企画での言葉)、衝撃映像部門大賞「ケンドーコバヤシ&有吉弘行の『テヘヘ』」(大島麻衣とツーショットを撮ろうとするとケンコバも有吉も照れてしまう件)、反省部門大賞「大久保佳代子の下ネタ・グルメリポート」。

驚いたのは、事件簿部門でサッカーの岡崎慎司選手が大賞を取ったことだ。彼はワッキー(ペナルティ)が考えたネタ「シュートが入ったらビーヨヨヨーン!」を、6月3日に行われたW杯予選のオマーン戦でゴールを決めた後にパフォーマンスしたことが評価されたのである。一部のスポーツ新聞でこの時のパフォーマンスを「岡崎選手が“アイーン!”」と報じたことについても、実は『ビーヨヨヨーン!』だと解説された。

“アメトーーク大賞”では芸人本人ではなく、その存在をきっかけに起きた現象が評価されることが多い。それだけに、何が選ばれるか予想がつかないのが面白いところだ。2013年はどのような企画やエピソードが同賞にノミネートされるのか、今から楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)