エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪・番外編】「聴いていたら『もうやめな』」。外山惠理TBSアナ、“遠隔操作事件”犯人を一喝。

遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから小学校襲撃などの犯罪予告が書き込まれた“遠隔操作事件”。この事件の“自称犯人”からの犯行声明がラジオ番組『Dig』に届いた。15日放送の同番組では、このメールを発表するまでの過程が明らかになった。

先週10月10日放送の『Dig』(TBSラジオ)で、「ネットウイルスの実態」と題して“遠隔操作ウイルス事件”を取り上げた際に、“自称犯人”とされる人物からの犯行声明メールが同番組宛に送られてきた。メールの題名は「遠隔操作事件 私が真犯人です」だった。

TBS報道局の編集主幹、神田和則氏は、当初このメールを読み「内容が細部にわたっており、本物の可能性があるのでは」とカンが働いたという。本文では現在報道されている様々な“遠隔操作ウイルス事件”について「私が犯人です」と記されており、犯人しか知り得ない情報“秘密の暴露”が多く含まれていたという。さらに、このウイルスを『トロイ』と呼んで一から自分で開発し、警察がどう出るか試す意図があったと記されていたという。

そこで、報道部の記者と手分けして取材を行った結果、「限りなく本物では?」と15日発表に至ったという。

10日に出演していた落合洋司弁護士(東京弁護士会)宛にも同じ内容とみられるメールが送られてきていることから、“自称犯人”が同番組を聴いていた可能性は高い。

同じく10日にもパーソナリティを務めていた外山惠理TBSアナウンサーは、この“遠隔操作事件”の犯人について「汚いヤツだ」と一蹴。「もし、今日も聴いていたら『もうやめな』」と厳しい口調で一喝した。“自称犯人”なる人物が考えている以上に、この事件の社会的罪は重い。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)