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writer : eri

【エンタがビタミン♪】「車のマフラーが落ちなかったら今頃芸能界にいない」。福山雅治が明かしたデビュー秘話。

女性から絶大な人気を誇り、女性が選ぶ好きな有名人アンケートでは常に上位に入っている歌手で俳優の福山雅治。そんな彼もデビュー当時はお金がなく、かなりの苦労人だったという。しかし、デビュー当時中古車に乗っていたおかげで今の福山があるというのだが、その驚きのエピソードとは?

『ミュージックステーション 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)に出演した福山雅治。この日は『デビュー年別 総売上ランキング 同期で一番売れているのは?』と題して同期の中で一番売れている歌手をランキング方式で紹介していった。そんな中、1990年にデビューした歌手の中で一番売れているのは福山雅治だった。CD総売り上げは男性のソロ歌手として歴代1位の福山なので当然の結果となった。

歌手を目指して長崎から上京してきた福山だが、芸能界デビューは映画出演であった。1988年“アミューズ・10ムービーズオーディション”に合格し、映画『ほんの5g』で俳優デビューしたのだ。そんな福山がそのオーディションについて語った。

その映画のオーディションは3次、4次くらいまであったが、最終オーディションの通知は電話で連絡がくる予定だった。しかし、当時電話の加入権は値段が高く、お金がなかった福山のアパートの部屋には電話がなかったのだ。最終オーディションの通知が来なかったので、仕方なく当時9万5千円で買った中古車で奥多摩にドライブに出かけた福山。しかし、途中で車のマフラーが落ちてしまったので一度アパ―トに戻り、マフラーをつけ直していたという。すると、そこに電報が届いたのだ。それは「映画の最終オーディションに今すぐ来るように」という通知であった。急いで最終オーディションを受けに行き、福山は見事合格したのである。マフラーが落ちていなかったら今頃芸能界にいなかったと語る福山であった。

まるでドラマのような話だが、現実に起こった出来事である。やはり芸能界で活躍する人には、このような嘘のような本当の話が現実に起こるのだろうか。タモリも「(マフラーが)落っこった…。相当ぼろい車だね」と驚いていたが、今となっては福山はその車に感謝するしかないようであった。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)