エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「握手しすぎて感覚なくなった」。嵐が語る握手会の思い出にAKB48もびっくり。

ジャニーズのアイドルグループ・嵐が音楽番組『ミュージックステーション』の中でデビューした頃を振り返った。デビュー時から彼らの人気は高く、握手会にはおよそ8万人が集まったという。松本潤が「腕の筋力がなくなっていくのが分かる」とその時の様子を話すと、共演していたAKB48メンバーも目を丸くして驚いていた。

嵐がテレビ番組でデビューを飾ったのが『ミュージックステーション』だった。デビューから間もなく13年となる嵐が、10月5日に放送された『Mステ3時間スペシャル』に出演してデビュー当時を振り返った。

デビュー時に開催された『嵐大集会』では、ファンとの握手会も行われたそうだ。二宮和也は「朝からずっとやらせてもらいましたね」と思い出すと、「8万人くらいだったかな」と参加者について話したのだ。

驚いた司会のタモリが「手がどうかならないの?」と心配すると、松本潤が「手の感覚がなくなりますね」と答えた。彼はさらに握手する素振りをしてみせると、「腕を振っていただくので、なんだかこっちの筋力がなくなってくる」と二の腕の辺りを押さえていた。

この時の『嵐大集会』の参加チケットは大野智が手書きでデザインしたもので、ペンで嵐メンバー5人の顔が描かれ「1999.11.3デビュー 嵐大集会」と手書きされた手づくり感溢れるものだ。そうした感覚で開催したイベントだけに、詰め掛けたファンの多さに一番驚いたのは嵐メンバーだったのではないだろうか。「でも、うれしかったです」と松潤も腕を押さえながらファンに感謝していた。

ひな壇の後列にいたAKB48の篠田麻里子らは、目を丸くして嵐のエピソードに聞き入った。握手会といえばAKB48が浮かぶほどになった彼女たちだが、デビュー公演では秋葉原48劇場に観客が7人だった苦い思い出がある。デビュー時から8万人を動員する嵐の人気に改めて驚いたようだ。

AKB48も今では嵐と人気を競うアイドルグループとなり、CD発売にあわせて各地で行う握手会には毎回多くのファンが詰め掛ける。特に昨年の9月に幕張メッセで行われたシングル「フライングゲット」の個別握手会では、2日間でのべ約20万人が参加したと報道されて話題となった。

嵐は2003年のさいたまスーパーアリーナと2005年の幕張メッセで握手会を行っているが、幕張メッセの「WISH発売記念握手会」はやはり朝8時近くから夕刻までファンが並び、かなりの人数となったようだ。全員そろって5人で対応する嵐の場合は、握手の回数も多くなる。松潤が「感覚がなくなる」というのも大げさではないのだ。

最近はが握手会を行うという情報も耳にしないが、今の彼らの人気ではもし開催すると参加者がデビュー時以上になることは間違いない。それどころか、どれだけのファンが殺到するか想像もつかない状況だ。多くのファンが参加できずにがっかりする可能性もあることから、企画しないのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)